治って良かったヘモバルトネラ症
もう1ヶ月半ほど前の話です。みぃちゃんの元気がだんだん無くなってきました。ご飯はまあまあ食べるのですが、足下がおぼつかないし、散歩に連れて行けとも言わないし。もう少し様子を見ようかなと思っていた矢先、帰宅したら階段をヨタヨタと明らかに変な調子で降りてきたので次の日会社を休んで病院に連れて行きました。

微熱はあるようですが、原因がはっきりしません。考えられそうなのは変なものを口にして中毒症状に少しにているのですが、吐かないし、そもそも花以外には中毒になりそうなものはなし。血液検査をしてみると赤血球の値が正常値の範囲ギリギリまで下がった値に。どうやら貧血らしいです。でも自分からネギを食べて貧血になるとは考えにくい。レントゲン写真では何となく脾臓(ひぞう)が腫れているような気もします。そこで先生が思いついたのがヘモバルトネラ症。血液を染色して顕微鏡で覗いてみると赤血球に小さい斑点のような影が所々に。おー、こんなわかりにくい病気を発見してくれました!お見事!みぃちゃん先生!(ただす先生です)

「まだ確定したわけではない」と先生がいいますが、ヘモバルトネラ症はテトラサイクリン系の抗生物質がよく効くので、ステロイドと併用投与しました。それから5日間毎日注射を打ちに通って抗生物質の錠剤を飲ませながら1週間経過。ようやく元気も回復して最後に血液検査をしてみたら、赤血球は普段と同じ値まで戻っていました。よかったよかった。やっぱり年に1度は血液検査をして平常値を把握しておくのは大切なことです。みぃちゃんは毎年ノミ退治のプログラムを注射するついでに血液検査をしているので数年分のデータが蓄積されていたのでした。

このヘモバルトネラ症は赤血球にヘモバルトネラ原虫が感染して赤血球を破壊してしまい貧血になる病気です。感染経路がよくわかっていないのですが、みぃちゃんは外猫と接する機会もないので、ずっと昔に感染していたのがストレスなどの原因で発病したのではないかの先生の見解です。貧血になると目の血管も薄くなってきます。みなさんも似たような症状になったときはこの病気を疑ってみてください。それから定期的に血液検査もして平常値の把握もしてあげてください。


元気がなくなったみぃちゃん


先生に見せて貰ったヘモバルトネラの本、右下に赤血球染色の写真


通院したときの様子