表面加工とシートの種類

猫はちょっとした変化も感じ取ります。体重計に違和感なく乗ってもらうために、なるべく自然な状態がよいと思います。体重計の素材はMDF(木材チップを固めたもの)で、表面は多少の水や吐き戻しでほとんど変化することはありません。例えば、水や醤油を表面に垂らして4.5時間後に湿ったタオルで拭き取ると、このような状態になります。

食べこぼしを想定して、2種類の缶詰を置き、4時間経過後に、絞った布巾で拭いてみると、直後には湿ったシミが見られますが、1時間経つと乾いて、ほとんど目立たなくなります。

しかし、汚れや傷から守るため、オプションでシートを表に貼り付けることができます。3種類のシートがあり、素材や模様が違います。どのシートも防水防汚です。食べこぼしや吐き戻しは、絞ったタオルでティッシュで拭いてください。

上にトイレの載せる場合、シートを貼らないことをお勧めします。とくに大理石調シートは硬くてツルツルしているので、トイレが滑って安定しない場合があります。その場合、間に滑り止めマットを挟むとよいです。

透明

本体のMDFが見える透明シート。滑りにくく、木材の色合いで、フローリングに置いても目立ちません。シートの接着力は弱めで、剥がして別のシートに張替えも可能です。自然な風合いは猫に気に入ってもらえるかも。

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大理石調

メラミン樹脂のように固くて傷に強く、優雅な大理石の模様です。傷つきにくい分、他のシートに比べてツルッとした感触があります。

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ステンレス調

ピカピカのステンレス調ですが、金属は使われておらず、滑りにくい素材です。台所などに置くと、周りと調和して目立ちません。

(ピカピカで人が映り込みます)
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