ピッタリでチュ!
あなたのコンピュータの時計は正確ですか?私はコンピュータを数台もっていますが、その精度は結構いい加減で、一ヶ月に数秒しか狂わないものがあれば、1日で数秒狂うのもあります。とくにファイルサーバとクライアントの時計が違うと、ファイルの日付が微妙に狂って、新旧の判定を誤り、いろいろと問題がおこります。
むかし、NetWareというノベル社のOSをサーバに入れて使ったことがありますが、NetWareにクライアントからLOGONすると自動的に時間をあわせる便利な機能がありました。Windowsにはなぜかそれがありません。不思議です。
インターネット上にはNTPサーバと呼ばれる、正確な時間を教えてくれるサーバがあります。インターネットに接続する環境も整ってきたので、NTPサーバに問い合わせて、コンピュータの時計を正確に合わせることが簡単にできるようになりました。こんな便利なサービスを利用しない手はありません。
このピッタリでチュ!はNTPサーバを利用してコンピュータの時計を正確に保つソフトです。一度インストールして設定すれば、あとは放っておいても時計は正確に保たれます。ときどきインターネットに接続し、ホームページでも読んでいれば、その間に時計を合わせるので、時計だけを合わせるためにわざわざインターネットに接続する必要はありません。
特長
- 【NICT NTP クライアントコンテスト】の【付加機能部門】で最優秀賞受賞
- Windowsを起動すればLOGONしなくても動作するサービスとして作られているので、時計を合わせるためにLOGONする必要がありません。よって、Webサーバやファイルサーバにはピッタリです!
- NTPサーバとしても動作します。
- 社内にNTPサーバが無くても大丈夫!httpプロトコルで情報通信研究機構のホームページにアクセスして時計合わせも可能です。
- インターネットへダイアルアップ接続している環境では、接続を検出し、その間に時計を合わせるので、時計を合わせるためだけにインターネット接続料金が発生することがありません。メール送受信の短い接続でも検出します。
- Windows XP、2000、NTでは、他のPCと連動してシャットダウンを行う機能がオマケでついています。
ただし、次のことはできません!
- ダイアルアップルータを使ったLAN環境では、ダイアルアップ接続を検出できません。
- 特許の問題より時計の誤差測定・誤差傾向による自動補正は行いません。従って、まったくインターネットにアクセスしない環境では、時計はだんだんとズレてきます。ですから、自宅でときどきホームページを見たり、会社で常時インターネットに接続している環境で効果を発揮するプログラムです。
対応OS
Windows Me、98、NT4.0、2000、XP、2003、Vista、7
ダウンロード
バージョン:2.5.0
公開日:2011年8月28日
ファイル名はNTPTYU250.EXEでサイズは962KBで、自動解凍&実行のファイルになっています。下のリンクをクリックしてファイルをディスクに保管したあと、ZIPファイルを解凍して、EXEファイルをダブルクリックして実行するとインストールが始まります。
新バージョンの改良点
設定のNTPページで、「日本標準時HPを使う」をONにしたとき30分時計がずれるのに対応しました。参照していたページが書き変わっていたので、
公式のHTTP経由(http://ntp-a1.nict.go.jp/cgi-bin/jst)を参照することにしました。