新刊『軍艦島上陸ツアーって実際どうなの』を出版しました

Kindle本の新刊を出版しました。『**軍艦島上陸ツアーって実際どうなの ―世界遺産になる前に行ってきた―**』です。

2013年9月、ETロボコン九州大会のお手伝いで九州へ行ったついでに、妻と二人で軍艦島の上陸ツアーに参加しました。「近いうちに世界遺産になるらしい。なったら混むから、行くなら今だ」——そんな思いつきの小旅行です。

それから12年。パソコンの奥からこの日の写真が754枚出てきました。正直、旅の記憶はだいぶあやふやになっていたのですが、デジタル写真には撮影時刻が秒単位で残っています。時刻順に並べてみると、朝6時11分の羽田空港から、上陸、帰りの船のおしぼりまで、一日がそっくり再生されました。この本は、あやふやな記憶と写真の記録を突き合わせて、あの日の軍艦島上陸を再構成した体験記です。

この本に書いたこと

– 海上に現れた島を見て夫婦で出た第一声「軍艦っていうより、要塞だね」

– 島を一周するクルーズで見た、名前の由来どおり「軍艦」に見える角度

– 日本初の鉄筋コンクリート造アパート「30号棟」の、崩落前の姿

– 日陰ゼロの島で麦わら帽子が命綱になる話と、ツアー選びの実用情報

– 帰りの船で上映された「あのバンド」のミュージックビデオの正体

書きながら調べて分かったのですが、本に載せた30号棟は2020年の強風と台風で大きく崩れて、私たちが見た姿はもう見られないのだそうです。思いつきで撮った観光写真が、12年経って「もう見られない軍艦島」の記録になっていました。

写真34点(パノラマ3点を含む)を収録しています。旅行記として気楽に読める分量ですので、軍艦島に行ってみたい方、世界遺産になる前を懐かしみたい方、廃墟がお好きな方に楽しんでいただけたら嬉しいです。

**『軍艦島上陸ツアーって実際どうなの ―世界遺産になる前に行ってきた―』**

江口亨・著/Kindle版 500円(Kindle Unlimited対象)

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