空撮で屋根の点検、これが本当にやりたかったことの1つ

まー、長いこと遊んでいるように見られていましたが(まあ、それも事実ですけど(^^ゞ ちゃんと空撮する目的が1つありまして。最近、屋根を遠くから眺めると、結構傷んでいるような気がしてまして。確かめるのに登るの大変なんだよねぇ、2階だし。それに寒いし。
で、空撮して確認できたらいいなぁ、というアホらしい目標があったわけです。「そんなんなら、墜落させて修理してないで、サッサと登ってしまえよ」という声が聞こえますけど(^^ゞ そこはまあ技術者の端くれですから、正面突破では面白くないわけです。
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墜落して大破してしまったカメラコプターのカメラ。いまはこんな姿になってます。ケースを剥ぎとって裸にして、カメラは斜めに向けてセット。ケースに入っていたときは14gだったけど、いまは身軽で10g。このカメラ、結構綺麗に映るので使い道あり。
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そこでAR droneの横に取り付けて、下方向を撮影することにしました。カメラと機体はマジックテープで取り外し可能にしてあります。なかなかいいアイデアでしょ?
先週末から、この準備はしてあったのですが、あの天気のいい日にカメラを持っていくのを忘れて出番はありませんでした。
そこで、きょう、お腹がキュルキュルして外出もままならないし、風もなくてコンディションがいいので、屋根の点検に出動です。

これがAR droneについているHDカメラの映像。これでも結構わかるものです。茶色いのはコケ?白く塗装がはげている部分もあるし、これは塗り直しが必要です。

これが下向きカメラの映像。ぶらぶらしていると波波の画面になってしまうので、機体になるべくきっちりくっつけたほうがいいです。
屋根の付近は風が渦巻いているらしくって、操縦はちょっと難しいですね。それにアンテナを固定しているワイヤーとかもあるし。でも、この点検方法、なかなか面白いものです。なに?釣竿の先にこのカメラつけたほうが簡単じゃないかって? はいはい、そういうアイデアもありますが、やっぱり現代制御理論で!カルマンフィルターをならってみたものだわ。
そんなわけで、さっそく塗装業者に連絡をとって、屋根の塗替えをすることにしました。また、その様子もカメラにおさめてみたいものです。