カリカリ派・かんづめ派

ご飯の話です。みなさんは、どんなご飯をあげてますか? 大まかに分けると、乾燥タイプのカリカリ。しっとりタイプの缶詰(レトルトも同じ)になると思います。我が家では、いつも4種類のご飯を同時にあげています。というのは、モフモフは缶詰派、スーちゃんはカリカリ派だからです。また、季節・気分・体調によって、缶詰も好みが出ますし、カリカリも粒の大きさや味で好みが出ます。猫は与えられたものしか食べれません。好き嫌いはあげてみないと分からないから、AB選択で2つあげています。

実は、モフモフとスーちゃんを飼い出した頃は、カリカリ1種類だけでした。海外製品の猫の健康に良い、と言われているちょっと高めのやつ。カリカリは与えるのも簡単だし、片付けも手間がかかりません。2頭はあまり美味しそうに食べないけど、それしかないので、仕方なく食べていたようです。

前に飼っていたみぃちゃんのときは、カリカリと缶詰を1つずつ出して、好きな方を食べさせてました。カリカリ1つにしたら手間がかからず便利だったのですが。

ところが、スーちゃんは特に食が進まず、そのうち病気になり、体重がガクッと減りました。とにかく食べさせて体重を戻さないと。片っ端から缶詰・カリカリを買い求め、いろいろあげた結果、なんとか体重を戻し、スーちゃんは元気になって病院に掛からずに済むようになりました。いまは、モフモフは缶詰をベースに、ちょっとだけカリカリを。スーちゃんはカリカリをベースに、ときどき缶詰を食べています。

面白いもので、缶詰は最終的にモンプチのほうれん草・トマトが入った2種類に落ち着きました。夏はトマトのほうをよく食べ、冬はほうれん草のほうをよく食べます。気温によって食べる好みが違う傾向があります。カリカリはとくに執着がなく、同じものを与え続けるとだんだんと飽きてくるようです。ときどき、変わったものをあげると、すごく良く食べます。病院においてある療養食のようなものでも、珍しいと食べます。

動物は、まず食べることが基本。食べなければウンチも出ません。みぃちゃんのお腹に腫瘍ができて、だんだんと食が細くなり、体重が減っていき、最後は流動食を注射器で無理やり口に入れてました。自分で食べれなくなったら動物は長生きできません。人間も同じ。おじさんが癌にかかって、自分で食べられるうちはいいものの、食が細くなって流動食や点滴に頼ったら、もう長くは生きられませんでした。だから、まず、食べることを大事にするのが良いと思っています。