開発者からのメッセージ

スーちゃんは逃げるので抱っこできません

こんにちは、ikeです。ご無沙汰しております。
初めてお会いする方、こんにちは、江口です。

コロナ自粛とか大変な時代になってきましたが、いかがお過ごしですか。私はもうコンピュータ屋を30年以上やってきて、そろそろ会社勤めも飽きてきたので、2年ほど前にサラリーマンを卒業して、第2人生に踏み出しました。といっても、昔に設立した有限会社イケハウスに席を置いているだけで、好きなことやってるだけです。

チューチューマウスだからハムスター飼ってるんでしょ!と思っていた人もいますが、実は一度も飼ったことがありません。1995年に車のボンネットに挟まっていたみぃちゃんという猫を保護してから、ずっと猫バカです。2008年にみぃちゃんはお腹に腫瘍ができて亡くなりましたが、2009年にモフモフがやってきて、すぐにスーちゃんもやってきました。みんな保護猫の野良出身です。途中、何回も猫を保護しては実家・友人に引き取ってもらいました。

Arduino・Raspberry pi・3Dプリンタ・CNCなど個人レベルで使える道具がたくさんでてきたので、10年ほど前からソフトだけでなく、エレキやメカいじりにも手を出しました。ドローン飛ばしたり、2015年には全く畑違いの水中ロボットを作って水中ロボコンに出場したり。まー、水の中で機械を動かすってのは大変ですね。いろいろ勉強になりました。

10年ほど前から教育関係にも従事してます。小学生向けに家族ロボット教室を東北で開催したり、ロボットのソフト設計を競うETロボコンの運営をしたり、大学で非常勤講師をしたりして、若い人に刺激を与えてます(つもり)

そういえば、2018年から3回続けて、ラスベガスで開催されるCESという世界一大きな展示会にも足を運ぶようになりました。今年はコロナでデジタル開催だけど。ここにはペット関係の製品も多数出品されています。猫トイレに体重計が付いているものや、寝ている間に体重を測るベットがあったり、いろいろおもしろい製品が出てます。ただ、どれも値段が高いし、そもそも使ってくれるのか?という疑問も。猫飼いなら経験あるでしょう。これはいい!と買ってきたら全然使ってくれない猫用品。そうかと思えばダンボール箱が最高の道具だったり。猫は意外と敏感で気に入ったものしか手を出しませんから。

サラリーマン辞めたら時間が自由に使えるようになり、ちょくちょく旅行にも出かけます。モフモフ達は近所のオバちゃんにお世話を頼んでいくのですが、元気でニャーで、ちゃんとご飯食べてるか、トイレに行っているか分かって安心です。2週間ぐらい長期になると、見た目では分からないですが体重がちょっと減ります。飼い主がいないと活動量が減ってお腹が空かず痩せるみたいです。太るんじゃないんです。これは元気でニャーで見守るようになって判明しました。

最初に飼ったみぃちゃんのお腹に腫瘍ができて、だんだん痩せていくのを見てるのは大変辛かったです。流動食でなんとか体重を復活させようと頑張りましたが、5.4kgあったのに最後は2kgを切りました。叔父も癌でなくなりましたが、動物は自分で食べれなくなったら生きていけないです。長生きのためには、まずよく食べて体重を管理、ウンチもしっかり。いざ病気になったとき痩せていると体がもちません。 食べ残しのご飯の量を見てるだけでは、ご飯に飽きたのか、体調が悪くて食欲がでないのか区別するのは難しいです。けど体重にはすぐ現れます。

実は元気でニャーは2017年のアイデアソンで発表しました。みんなネーミングを笑っていましたが、そのときから元気でニャーという名前です。スーちゃんが病気になってから、ずっと作りたくて準備をしていたのですが、なかなか機会がなくてやっとサラリーマンを辞めてから開発に取り掛かったものです。なかなか便利なので発売することにしました。
みなさまと一緒に元気でニャーで猫の健康管理ができたらと思っています。