マツダ ロードスターに試乗してきました

あの生まれ変わったロードスターに試乗してきました。 うーん、生まれ変わったというのは言い過ぎかもしれないけど、原点回帰というか。 初代からだんだん大きく重くなっていって、最初のころの軽くて元気のいい感じは徐々に薄れていってましたからねぇ。
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実は、ロードスターは「ユーノス ロードスター」という名前で出た初期のバージョンを買いました。1990年ごろ。これ、自分で買った第1号。そのころは幾らだったかなぁ、普通モデルが170万円ぐらいで、Vスペシャルという緑のやつが210万円ぐらいで、どうしても緑のVスペシャルが欲しくて、初めて買う車がオープンカーで、結構勇気が入りましたけど。
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今回は、SkyActiveのガソリンエンジンで重量を減らして登場です。幌もキャンバスでリアガラスもガラスで、ロードスターとしては当たり前のところはちゃんとしてます。 
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車体が軽いので後ろブレーキもこれぐらいあれば十分止まるでしょう。アニュアルでエンジンブレーキ使いたい放題だしね。
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メーターまわりはこんな感じ。いま風。
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燃料計とかは針で表示ですけど有機ELっぽい液晶みたいなのになってました。
で、細かいことは置いといて、とにかくオープンのまま試乗に行きます。いつも案内される町中コースは断って、「じゃ、好きなところにどうぞ」というので、環状2号を往復してきます。いや、そうしないと風の巻き込みとかわかんないですから。
それにしてもすっかりATに慣れてしまっているので、いまさらMTって辛い。そりゃギクシャクでよければ運転できますけど、そんなに簡単に慣れないって。 あ、ちゃんとエンストしないで帰って来れましたから。 エンジンはSkyActiveがどうのこうのは分かりませんでした。シフトチェンジが下手くそでエンジン味わっている余裕ないし^^;
1500回転を超えてれば、まあトルクは出てきます。 意外だったのは足回りの硬さで、かなり道のガタゴト感を拾います。タイヤの空気圧が高いのかサスペンションが硬いのか。どうせ2人しか乗らないし重量も変化しないので、柔らかくしたほうが乗りやすそうです。 
流石と思うのは風の巻き込みの少なさです。よく見ると後ろに小さいウインドディフレクターがついてますが、これが効いているのか、両サイドの窓を上げると全くというほど風が入ってきません。 あと帽子を被ってましたけど、頭の上をかすめる風もなく、80kmぐらいならほぼ無風です。 これなら140kmとか楽勝で開けられるのではないかと。
ハンドルは割合クイック。ブレーキは普通。ウィンカーはチョン!で3回点滅するから、レーンチェンジとシフトアップと同時でもウィンカーレバーを倒している手間が1つ減って嬉しい。
意外とシートポジションが高くて、地面に這いつくばっている感はないです。車高が高いのかな。シートの背もたれの横幅が狭く、肩甲骨あたりを縦に線で押されます。太った人はシートからはみ出そう。今回はMTでせわしなくしてたからゆったりシートに座ることは無かったけど、DSGとかダブルクラッチのATにして、ハンドル脇のレバーでパチパチというのがいいなぁ。もうMTは大変だわ。
そんなわけで、かなり初代のイメージに戻っていると思います。これでターンパイクとか行って登ってみたいところです。昔は毎週のようにターンパイクに出かけ、小田原でご飯を食べて帰って来ました。