335iの不調修理

鹿との衝突から帰って来た335i。いろいろ問題があり再度見てもらって帰ってきました。
まずは光軸調整。前回は全く調整されていませんでしたね。サービスは自動調整だからというのですが、だったら調整するネジがあるはずも無い。案の定、帰ってきたらピッタリ直ってました。向こうまでスーッと光が届きます。
2つ目はビビリ音。停車中にブレーキを踏んで止まっていると、なにかの条件で振動やビビリ音がします。これは結局、再現できなくて手をつけずじまいなんですが、絶対起こっていたのは確かで、またいつぞや再発するかもしれません。そしたら速攻で来てもらいましょう。私が想像するに、フェンダーの立て付けが悪いんだと思います。コンコン叩くとビビル音がするので、ちょうど共振するエンジン回転数と気温などの条件が重なると震えてビビリ音になるのではないかと。こんな立て付け変だろうと、昨日、大和のディーラーまで中古車の335iカブリオレを確認しにいきました。そしたら同じです。なんでこんな適当でいいんだろう。前から当たる風を切り裂く部分なのに200km/hぐらいで走ったらバラバラにならないの?と疑問を抱きます。
3つ目はシフトショック。これは鹿とぶつかる以前から寒くなると出る症状、なんと!今回のプログラム交換で直りました。ネットで検索すると同じ症状の記事がいくつか見つかるので、クレーム対策版のプログラムになったんでしょう。ところが、サービスでは、どのプログラムがどの対策をされたものかわからないそうで。しょぼいバージョン管理です。ともかく新しいのを入れるしかないそうな。で、シフトショックの起こる原因は、信号待ちの停車中に駆動系のどこかが切れていて、ブレーキを放したときにガツンと繋がるのが原因だと思っていました。これはアイドリングの回転数を落として燃費を稼ぐ機能なのだと思います。いまの対策版はこの信号待ちの切る機能がOFFになっているだけではないかと。というのも、これまで感じていたトルクが掛かっていない状態をまったく感じなくなったから。なぜかというと、修理中に代車できた335iクーペ(だったかなセダンだったかな、タイヤがパックリ裂けていたんで直ぐに交換してもらった)は、うっすらと登り坂道でブレーキを放すと一瞬後ろに下がります。普通のAT車にはないヒヤリとする瞬間なので、この現象が1ヶ月乗っても全く感じなくなったということは、停車中も駆動系をきっていないはず。
なんとなくですが、対策されてから燃費は0.2km/hほど悪くなったきがしてます。サービスの人にはわからないかもしれないけど、毎日乗っている自分にしかわからないぐらいの感覚です。まあ、サービスのレベルなんてそんなものです。
4つ目はパークティスタンスの感度。車の周りにある超音波センサーで障害物の距離を音と映像で見せてくれるのですが、修理してからその距離が長くなったような、つまり感度が上がったような気がします。ピーピーなるので止まって見ると、「あれ、まだこんなに間あいてるよ」ということが感覚的に何度もありました。サービスがいうには、その感度を調整するところがないそうです。でも、絶対に感度は違っている。たぶん、シフトショックの対策と一緒で、なにかスレッシュホールド値が変更されたのだと思います。いままでの感覚で止まると15cmぐらい余計に離れてとまります。
5つ目はオートライト。暗くなるとヘッドライトが勝手に点灯する機能です。ハンドルに合わせて左右にライトを切ってもらうにはオートにしておかないといけません。ところが、ヨーロッパでは薄暗くなるとライトを点ける習慣が徹底しているせいでしょう。朝の曇り空ぐらいでもライトが点灯します。日本のドライバーの感覚とはかなりずれていて、安全運転のためにはいいことなので、文化の違いだと思いそのまま使っていました。ところが、プログラムを入れ替えてからライトが点灯する暗さが暗くなりました。雨降りの昼間、いつもならライトがつくような状況でも点灯しません。これまでの動作に慣れてきたので、「あれ、点いてくれないの?」と不思議に思ってしまうんです。まあ、日本の道路事情には合っているとは思うんですが、どうなんでしょうねぇ。これもプログラム交換によるものであれば、センサーの閾値を調整できるわけでなくともパークディスタンスやシフトショックと同じクレーム対策で変更されたのではないかと想像しています。
あと、今日、気がついたんですが、修理とは関係ないとは思うんですが、メタルトップを格納するときに棒が当たって屋根が凹んだと思われる傷を発見しました。
Sany5215
わかるでしょ?このグニュっとした凹み。光を反射させると良くわかるんです(カメラで捉えられるということはそんなに神経質にならなくとも判るということ?) 最初は誰が傷つけたんだぁ。と思ったんですが、待てよ? こんな押したような傷は物がぶつかって出来た傷ではないな、と、屋根をあけてトランクについているダンパーの棒の位置を確認したら、ぴったり一致します。
Sany5214
まあ、メタルトップの宿命なのか、BMWの設計がしょぼいのか。サービスはテスター繋いで出てこない異常はわかってくれないし。こんな車作りでいいんですかね。