自作の次亜塩素酸水生成器のペーハーを測ってみる

せっかくデジタルのペーハー測定器が手に入ったので、この前つくった自作の次亜塩素酸水生成器のペーハーを測ってみることにします。さて、どんな結果がでるのやら。

自作の装置はこれ

単1電池を分解して炭素棒を取り出し、それにUSBケーブルをバラして接続して作った装置。モバイルバッテリーにつないで塩水を数時間、電気分解すると次亜塩素酸水ができる!?という代物ですが、これ、たしかに塩素臭がするのだけど、酸性なのかアルカリ性なのか。リトマス試験紙を使ってもイマイチよくわからなかったので、ペーハー測定器で測ってみます。

自作の次亜塩素酸水生成器

条件

水道水1リットルに食塩10gを溶かし、それを電気分解しながら、10分毎にペーハーを記録します。10分間隔なので1時間もやれば十分でしょう(そんなに測りたくない)水温はおよそ21度です。

食塩をデジタルスケールでキッチリ測る
電気分解中に出る細かい泡

測定結果

10分って結構面倒くさいですね。スタート前の塩水のペーハーは測り忘れました。ただの水道水を測るとpH7.36でした。結果としては、あまり変化しないんですね。若干ですがアルカリ側に動いていきます。

経過時間(分)液性(pH)
107.10
207.11
307.05
407.09
507.11
607.14
電気分解の経過と液性

はやり、数時間経たないと十分に塩素は発生しないみたいです。所詮、電圧は5V だし、電流も吸100mAだと思います。もっと、ガッと電気を掛けないと、十分に泡が出てきません。1リットルでは量が多すぎて、500mlとか少なくしたら、もっとわかりやすい結果になったろうと思います。