有機ELのテレビの消費電力に期待

またまたFPD International展での感動話なんですが、有機ELのテレビって綺麗とか薄いとか言われていますよね。ソニーも年末に有機ELのテレビを出す予定だとか。まだ高そうだから液晶でもいいかなぁ、と思ってたんですが、やっぱり消費電力が馬鹿にならない。例えば最近の52型ぐらいの液晶テレビAQUOSでは315Wとなっている。この消費電力で朝2時間、夜4時間、合計6時間つけていたとする。315W×6h×30日=56.7KWhになる。
いま1KWhが22円ぐらいだとして、1ヶ月のテレビの電気代は1,247.4円になる。1年で14,968.8円、5年で74,844円、10年で149,688円。まあ、テレビは好きだから仕方ないとしても、ブラウン管ならこの半分(32型)でいけると思う。そうすると、もっと消費電力は低くならないんだろか。そう常々思ってきた。
で、この画像みてください。左は有機EL、右側は液晶、右側の26型を面積で4倍にすると52型になるでしょ。66Wも4倍すれば264W。それに比べて左側の有機ELは5W、25型だから、4倍して50型のテレビができたとしたら、20W。つまり1/10以下なんですよ。やっぱ、有機ELの50型が出来上がるまで待つべきでしょうかね。
発色も確かにいいです。
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