祝、東京オリンピック2020

いやー、とうとう東京にオリンピックがやってきますねぇ。昔の人にしてみれば、またやってくるでしょうが、私にとっては初めて。生まれたときはすでに終わってしまって1年経ってました。
今年もETロボコンという競技に会社のチームが参加しているので、土曜日に会場の西早稲田で行われる試走会(練習の走行)に、新人チームの様子を見に行ってきました。そのとき、合間に暇だったので近くの図書館にいってみたら、本棚にズラッと昔の新聞を本にしたものが並んでいたので、自分が生まれた年月のを手にとって誕生日の新聞記事を探しましたよ。
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すると、1964年の東京オリンピックが終わって、景気が下向きになってきたので、公定歩合を引き下げて景気刺激策をしているところでした。そっかー、オリンピックが終わると景気が下向きになるのか。ってことは、2020年に向けて同じことになるんでしょうねぇ。それでも2020年までは景気はOK。ってこと?消費税引き上げも確実になりそう。
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新聞記事はそんなもんですが、面白いのが広告。ちょうどお中元シーズンなのか、ボーナスシーズンなのか、車、テレビ、洗濯機、扇風機の広告がいっぱい。例えばトヨタのパブリカという車。値段が42万円です。そのウリ文句は、タクシー代が節約できる。特売の買い物にいってたくさん買ってこれるから節約できる。安いからやりくりすればへそくりで買える。 現代の広告では決して書かないようなポイントがずらり。
パラパラめくっていくと、広告で多いのは、みんなが憧れる耐久消費財。そして、今でも書店で売っている週刊誌。名前がいまでも変わらないんですね。そして、アリナミンとか薬の部類。これまた名前がずっと変わらない。雑誌と薬は息の長い商品みたいです。あと、圧倒的にデパート・百貨店の広告が多い。このころはデパートに出かけるのが流行ってみたいです。この頃、家電は東芝が一番強いように感じます。
ところで、今日はWRO全国大会にいって、高校生部門のプレゼンの審査をしてきました。小学生、中学生の部門もあります。みんな生き生き真剣にやってるんですけど、うちのETロボコン新人チームの様子も見ていて思うのは、人と競い合うのは大事なことなんだなぁ、と。テストで合格点を取るのとは違って、競って相手より1歩前に出るために、一生懸命、考えて努力する。オリンピックも同じで、合格ラインがあるわけじゃなくて、人と競って頑張るところが同じ。そういう環境が人を育てるのかなぁ、となんとなく思っていたりします。