デング熱もジカ熱も怖くない、屋外での蚊対策にAirDome

去年、駐車場に用意したプールで水中ロボットの実験をしていたとき、たくさん蚊に刺されました。あまりに酷いので、ムピの虫よけ、キンカン、ハーブを使ったクリーム、シール状のパッチなど、いろいろ試しました。一番効果があるのは、はやり直接肌にスプレーする虫よけでした。 ただ、一部の人は心配していますが成分がディーという農薬なので、ずっと使い続けたり、塗ったのをモフモフが舐めたりするとやだなぁ~と。 キンカンも割合に効くのですが、不思議な事に、モフモフはキンカンの匂いが大好きで、塗った足首とかを舐めに来ます。
ま、まんべんなく手足や首筋に塗って、実験して部屋と外を出入りして、また刺されると塗って、を繰り返しているのがめんどくさくなってきて、ちょっと外に出るぐらいなら大丈夫だろうと、塗らずに出ると酷いことに。 昨年は東京都の公園で、デング熱が流行って消毒したり使用禁止になったり騒いでましたから、それもちょっと気になってはいましたけど。まあ、大の大人が刺されてデング熱で死ぬこともないだろうと諦めてはいました。
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ただ、あまりに刺されるので、なにかいいものはないかと探していたら、このAirdome(エアドーム)という商品を発見。スイッチを入れて置いておくだけで、広い範囲をドームで囲ったように虫よけしてくれると。 お!すげーじゃん。これだけ範囲が広ければ、プールで実験するときも余裕だ。 しかし、とても人気がある商品らしくどこも売り切れになって、結局、入手できませんでした。 これが昨年の夏の話。
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実は今年も水中ロボット作ってまして(^^) 大会に出場するわけではないですけど、水の中の様子を中継するロボットがあったら面白いだろうなと、昨年から設計して作り始めています。 そして、また実験をしなくちゃいけない。 駐車場を占領してしまったプールはあまりに大きかったので、今年は少し小さいのを準備しました。小さいといっても縦横2mx3mぐらいあるんですが、庭に置けそうなサイズです。 そして、去年の蚊に刺されて大変な思いを繰り返さないために、 今年は蚊のシーズンが始まる前にAirdomeを早々と注文。 まだ在庫ありますね。
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まだプールは設置しないけど、取り敢えずエアドームがどんなものだか開封して試験運転。中身はこんな感じ。使い方は簡単で、エアドームの装置を開いて、中に単3電池2本を入れて、薬剤のボトルの蓋をとって内部にセット。 エアドームの装置を閉じてスイッチを入れるだけ。 オレンジ色のランプがゆっくり点滅して、点滅が早くなるとプシュー! と薬剤を噴霧。 これを30秒ごとに繰り返します。
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見えますかね。うっすらと薬剤が噴霧されているのが。音は全くしません。細かい霧のような出方をするのは超音波で霧にしているのでしょうか。ボトルには霧になるような仕組みが見られません。 なんか凄いな、これで40平方メートルも蚊を寄せ付けないなんて。 発売元の白元アースのHPによれば、ピエゾ素子で霧状にしているのだと。 なるほどね、プリンタヘッドに使っているものと一緒だからこんな値段で作れるわけか。 いまならまだ3千円もしないで替えボトルが付いてます。 外でバーベキューとかキャンプするときにもいいかもですね。