高度さらし粉

次亜塩素酸水を次亜塩素酸カリウムから作ってみる

前回、次亜塩素酸水を電気分解で作ってみました。炭素棒を乾電池から取り出すのって、手が汚れてすごく面倒。電気分解するのにも時間がかかるし。もう1つ試してみたかった方法があるんですが、ハイターを水で薄めただけだとアルカリ性なので、これを中和するために、ハイターを炭酸水で薄めると、弱酸性の次亜塩素酸水になって、保管にもいいそうです。使う炭酸水は、なにも入っていない単純な炭酸水を使います。細菌は、ウィルキンソンとか簡単に手に入りますから、まあ、それもいいでしょう。

しかーし、もっと簡単に作る方法があります。昔、プールに白い玉が入っていたことがないですか? いまはどうか知りませんが、昔はプールの消毒に、白い玉がいくつか入っていて、だんだん溶けて小さくなっていくのがありました。あれはハイクロンという商品名だったと思いますが、次亜塩素酸カリウムの塊です。ハイターは次亜塩素酸ナトリウム。ナトリウムと結合したもの。次亜塩素酸カリウムはカリウムと結合したもの。こちらのほうが、安定していて保管に良いそうです。で、この次亜塩素酸カリウムをどうやって手に入れるかですが。実は、むかし、さらし粉と呼ばれて漂白に使われていたもの。あれが次亜塩素酸カリウムです。いま入手するとしたら、濃度が高い、高度さらし粉 という名前で千円ぐらいで売ってます。これはヨドバシの通販で買いました。

火気厳禁とか恐ろしいことがいっぱい書いてありますが、ネットで取り扱いを調べると、そう難しいものでもないようです。熱分解すると酸素を出すので、火の中に入れたり、湿気をすうと発熱するので、瓶に水を掛けないとか。乾燥した冷暗なところに置いておけば大丈夫そう。

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これがいろいろ書いてある注意書き。もし買ってみるなら、次亜塩素酸カリウムの性質についてWikiとかで調べておいたほうがいいでしょう。

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そして、蓋をあけて覗いてみると。。。こんな小さい粒がたくさん入ってます。粉じゃないんですね。レモンの種みたい。これが70%以上の塩素を含むというので、例えば500ppmの次亜塩素酸水を作ろうと思ったら、1リットルの水に0.7グラムぐらい入れて溶かせばOKということになります。

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え? 0.7gってどれぐらいかって? そんなちっちゃい重さを測れませんよね。なので、0.01グラム単位で計れるスケールを買ってみました。試しに塩10gを測ってみたら、意外と量が多いんでビックリ。大さじ1杯ってこんなものか? 次亜塩素酸カリウムの粒、これを測ると0.09グラムぐらい。2粒で0.18g。 1リットルに8粒ぐらい入れると500ppmの次亜塩素酸水ができることになります。

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しかしね、もう電気分解で作った次亜塩素酸水がたくさんあるので、そんなに要らない。スプレー1本分だけあればいい。スプレー1本分は200ミリリットルなので、500ppmの次亜塩素酸水を作るには、2粒入れればOK。

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実はこの次亜塩素酸カリウムって水に溶けにくいんです。急いで溶かすなら、棒で押しつぶして粉にして、ぐるぐるかき混ぜればいいです。けど、急がないなら、こうして2粒を入れて2-3時間放っておくと自然と溶けてしまうので、そのほうが簡単かも。出来上がった次亜塩素酸水はかなり塩素の匂いがしますよ。すごく効きそう。試しに4粒いれて1000ppmの次亜塩素酸水を作ってみたんですけど、もう、手にスプレーすると、皮膚がカサカサに白っぽくなるので、濃いのは直接、皮膚につけないほうがいいです。これでアルコールの品不足の不安は解消されました。

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