お風呂の混合水栓サーモスタット交換
シャワー側の混合水栓、温度調整が効かなくなり、ほぼお湯側で固着しています。原因は給湯器で一旦温度を上げたお湯に水を混ぜて温度調整するとき、お湯がもったいないからと給湯器側で適温にしてずっと使っていると、お湯側しか流れないのでサーモスタットが固着するみたいです。もう20年以上前の混合水栓なのでサーモスタットも寿命かもしれませんので交換してみます。
目次
サーモスタットの型番
まず部品を取り寄せないといけません。混合水栓のどこかに型番がわかるシールが貼ってるかと思います。うちの場合はこれ。TMF40WFXとあります。
適合するサーモスタットを探す
ネットでTMF40WFXを検索するとTOTOのHPがヒットして、混合水栓の分解図が出てきます。すると、サーモスタットの型番がTH576-2Sだと判明しました。
さらにTH576-2Sをネットで検索すると、たくさん出てくるので安くて早く届きそうなのを選びます。参考にAmazonにもあります。
サーモスタットの交換
さあ、部品が届いたところで交換作業を行います。まずは水が出てこないように元栓を閉めるか、混合水栓の根元にあるネジ栓を閉めます。手順書がついてくるので、そのとおりにバラしてサーモスタットを交換して、元通りにするだけ。20分もあれば十分でしょう。途中、大きなリング状のネジを外す場面がありますが、このとき水道用のプライヤーがあると便利。簡単に回せます。年季が入っていると素手だと固くて難しいかもしれません。
外したサーモスタットを比べると、若干違いがあります。新しい方には網がついています。古い方はもう22年前のものなので改良されたのでしょう。
業者に頼まなくても
とくに難しい部分はないので、部品さえ手に入れば簡単に交換できます。業者に頼むとネットで検索した限りでは、工賃が16000円+部品代って感じみたいです。
古いサーモスタットをバラしてみる
せっかくなのでサーモスタットをバラしてみます。中にバネが2つあって真ん中の真鍮を押し合っていますが、お湯側(手前)のバネはタダのバネで、水側(奥)にあるバネがバイメタルらしいです。
これに100度の温風を当ててみます。手前のはなにも変化ないですが、奥側のは1.5mmほど伸びました。