ベクターのウィルス感染騒ぎ

ベクターに登録されている数々のソフトがウィルス感染して、3,179本のソフトが感染して、そのうち807本がダウンロードされて、合計7873回のダウンロードで感染ファイルがダウンロードされたという事件
聞くところによると、ダウンロードできるソフトは社内のどのPCからもアクセス可能になっているという。ということは、社内LANにウィルスが侵入しただけで、何十万本?ものソフトが感染する可能性があるわけで、社内LANとソフトを公開するサーバを直結しているところに大問題あり。そんな可能性は考えていなかったのかな。
すくなくとも2系統に分離して、間にウィルスセキュリティ付きのゲートウェイを配置するとか、特定のアクセス権を獲得しないと書けないとか。
今回はウィルスだけど、社内に悪意のある人間がいたら、簡単に書き換えられてしまうわけで。
どこかの会社も「ここにパッチ当たってないPCがありまーす」とWSUSで全社公開してたけど、笑えませんね。
すでにベクターも復旧し始めているようで、チューチューマウスもご他聞にもれず感染したリストに入ってました。それをダウンロードした人が5人いるようです。いまベクターで公開再開されたファイルのMD5を確認しましたが、オリジナルであることは間違いないようです。
Ver.4.8.7のMD5は
c98215e189f21e97cc5133f03e9d6fcd tyu32487.exe
です。