IP電話はワンギリで課金される?

とあるチューチューマウスのユーザさんとメールでやり取りしているとき、「どこかいいプロバイダがないですかねぇ」というので、事情を聞くとソネットのサポートともめている様子。ソネットの対応も良くないのだが、その中で判明したこと。
ソネットフォンは携帯電話にワンギリすると課金される
ここに書かれた記事を読むとサポート側もそういっている。本当にワンギリで課金されるのだろうか。同じような現象が起こっているのかGoogleで検索してみた。すると、OCNのIP電話でも同じ現象を報告しているブログが見つかった。他には見つからないのであまり知られていない現象らしい。
こののらクロさんのブログで出てくるNTTコミュニケーションズ社の「VoIPシステム基盤網」というのは、IP電話網の1つで、沢山のプロバイダに接続されている。接続先はここにあるとおり182社もある。この中にはso-netとOCNも入っている。やっぱり同じIP電話網だから同じ現象が起こるのだろうか。なお、「VoIP基盤ネットワーク」と呼ぶほうが一般的なようだ。
さて、この現象が事実なら、こんなことが起こるかもしれない。
■ケース1(ワンギリ)
IP電話番号を携帯に教えようとして1コールで電話を切る。→課金
のらクロさんのケースはまさにこれ。OCNでの現象も同じ。
■ケース2(不在)
IP電話から携帯に電話する。相手は不在らしくなかなか出ない。20コールくらい頑張って諦めて切る→課金
このとき、ワンギリと同じく1秒ぐらいに対する課金なのか、20コール=30秒ぐらいに対する課金なのか。
(20コール=30秒という式は勝手な想像です)
■ケース3(長いコール後の通話)
IP電話から携帯に電話する。相手はいるがなかなか出れない。20コールぐらいで出た。40秒話して切る→課金
このとき、最初の20コール=30秒+通話40秒→70秒課金されるのか、それとも40秒だけなのか。
ケース1は全通話に占める割合は少ないにしても、ケース2、ケース3はごく普通に沢山起こっていることで、このとき受話器を取る前のコール時間が課金されているのかどうなのか。
だれか実験してもらえませんか?可能性のあるのは、NTTコミュニケーションズ社の「VoIPシステム基盤網」を利用している182社のプロバイダでIP電話に加入している人です。たくさんいますよねぇ。これまでの通話記録調べてみたら不審なものが見つかるかもしれません。
追伸、もしかして、この現象はIP電話の常識?そんな馬鹿な。ねー?