不発弾処理

不発弾をそのまま捨てるわけにもいかないので、分解して構造を確認することにしました。
まずは外側の青い筒の先を開こうとしましたが、そんな簡単にはいきません。先端をカッターで切り落として鉛の玉を取り出します。小さい玉を数えたら310個入っていました。
つぎにワッフルという台を取り出します。これは火薬の爆発の威力で玉を押し出すための物です。撃つと一緒に飛んで行きますが、形が飛行物体の形で無いので、まっすぐは飛びません。
ワッフルを抜くと火薬が埋まっています。粉の火薬ではなく丸い円盤の粒です。
火薬を取り出して、雷管が埋まっている台座の部分を切り落としてみると、雷管の先が黒いです。本来ならここに着火用の別の火薬(赤い紙だそうです)があるのですが、それが無いのが爆発しない原因ではないかと。
弾を自分で手詰めで作る人もいるらしいですが、1日に200発も撃ったら作るの大変。

分解した部品をクレーのお皿に並べてみました。