新型プリウスに試乗してきました
月曜日、きょうは代休でお休みです。朝からトヨペットに出かけました。9時半から営業しているし。赤いプリウスが1台、試乗を待ってました。店内に入り、飾ってあるプリウスを見て回りました。まあ、大体の様子はこの前の展示会で知っているんで。トランクを捲ると銀色のバッテリが見えますが、少しサイズが小さくなった気がします。
で、試乗に出発。Sツーリングセレクションというやつで、タイヤが幅広の薄いやつです。
リモコンキーはありますが、ドアにはロック解除のセンサーがついてます。いいなぁ、これ。うちのにもほしいんですけど。
シートを調整、ハンドルは前後上下の調整は効きます。ブレーキ踏んでスタートボタンON。もちろんエンジンは掛かりません。しばらくするとエアコンが回りだし、勝手にエンジンが掛かりました。今日一番だかなら。道路に出て縁せきを踏んでもタイヤの扁平率はそれほど感じません。でもハンドルがクイックじゃないので、幅広タイヤが活躍するのはどういう時だろう?とは思います。
普通モードで道路に出て合流。走り出すとそれなりのロードノイズは入ってきます。ガバッとアクセル踏んでみましたが、それほど感動はありませんでした。GS450hとは全然ちがう、エコ版ハイブリッドです。裏道に入ってチョコチョコ走りましたがギクシャク感は少しなくなっているようです。でも前輪が重いなぁ感がかなりあります。これは2代目プリウスも同じ。
また、3車線の道路に戻ってきて、今度はエコモードでアクセル全快!次にパワーモードでアクセル全快!何が違うかといえば、速度が上がってきたときエコモードは加速感がヘナッとするけど、パワーモードは最後までアシストする、という感じです。最初の出足はどちらもそれほど違いは感じませんでした。
回生ブレーキのヒューンという音、相変わらずします。あと、2代目ではブレーキを踏んで赤信号で止まるちょっと手前のところで、制動力がちょっと抜けるような感じがありましたが、3代目はそれがあまりないようです。うまく調整されているんでしょう。
で、総評はどうかといえば、2代目プリウスとそんなに変わりはありませんでした。確かに加速感がちょっとよくなっているとは思いますが、全体の雰囲気は、「そうそう、プリウスってこうよ」です。
やっと正式なカタログが完成しました。ここでもマイルドハイブリッド(つまりインサイト)と比較をしていて、絵がちょっと差別的です。プリウスは競技用二人乗り自転車に競技者が二人、インサイトはママチャリ二人乗り自転車にお父さんと子供。
そうそう、タッチトレーサーディスプレイという、ハンドルのボタンのどこを触っているか分かるオプションがあるんですが、イマイチでした。ボタンに触れると前方ディスプレイの燃費と燃料計の前面に覆いかぶさるように丸い表示が出てくるのは面白いんですが、ボタンから手を離してすぐにまた触ると表示がなかなか出てきません。レスポンスが悪いです。これ、単品でのオプション設定はないですが、一番不要だと思った電装品です。ボタンは盛り上がりがあるので手で触ればわかるし。
それに比べて、シフトノブの周りには走行モード切替ボタン、パーキングボタンがありますが、手探りで触ってもどれがどれだか分かりません。こっちのほうに盛り上がりをつけるとか工夫がほしかったです。なぜパーキングはボタンにしたんだろう。ちょっと押しにくい位置にあります。