新型アテンザに試乗してきました

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今年は日本にたくさんディーゼルが入って来ました。日本車だとCX-5、輸入車だと320d。このままドンドンとディーゼルの普及してくれると、日本のディーゼルに対する見方も変化していいと思うんですよね。
で、今日は新型アテンザに試乗してきました。2.2Lのディーゼルです。CX-5と同じエンジンをセダンに乗せてきました。この新型アテンザ、2つの話題があるかと思います。1つはディーゼルをセダンに載せてきたこと。これまではSUV系でディーゼルはCX-5、日産のエクストレイルとありましたが、セダンタイプにはなかったです。 もう一つはデザインです。日本のセダンには珍しくアグレッシブなデザインで、なかなか魅力的です。
販売状況を聞いてみると、売れ行きは好調で、セダンが全体の6割。エンジンはディーゼルが9割を占めます。みなさん、ディーゼルがとても魅力だと思っているようですね。
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デザインから見ていくと、この車。前からの絵が多いですが、一番、魅力的に映るのはこの後姿だと思います。何かに似てますよね。ジャガーのCピラーからリアにかけての造形によく似てます。メッキの使い方を変えるとかなりそっくりに見えるかも。
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車格としてはマークXよりひとまわり大きく、横幅が1840mm。ですから後ろから眺めるととても大きく見えます。Eクラスセダンと大体同じぐらいですかね。トランクは申し分なく広大です。
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タイヤは225/45R19。デカイ。このサイズが標準のグレードと、225/55R17が標準のグレードと2種類あります。
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タイヤは珍しくブリジストンのTURANZA。これ、ヨーロッパ用のブランドじゃなかったでしたっけ。日本の工場でつくているらしいのに、そのまま欧州に持って行くんでしょうか。珍しい。
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すっとしたデザインで後ろが低いので、後部座席の頭上空間が気になります。確かに低い。頭が当たることはないですが、手のひら1枚ぐらいしか入りませんかねぇ。
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後部席のドア。デザイン重視です。実は、このドアノブが使いにくいんです。ドアを開けるハンドルの形。この車のデザインをそのまま持ってきたんですが、指が2本ぐらいしか入らない。3本入らないことはないですが、ちょっときつい。あとドアノブも小さくて狭い。ノブの握る部分を斜めのところに持ってくるといいんですけどねぇ。ノブと窓のスイッチの位置関係を反対にしたほうが使いやすいんだけどなぁ。
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これが前の造形部分。前から見るより後ろから見たほうが盛り上がりが大きく見えます。
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これが運転席の造形。キテレツでもなく、なかなか自然な感じに収まってます。これ、ヨーロッパを主戦場に売り込むために作ったんじゃーないですかね。なんとなく、そんな雰囲気のデザインで質実剛健な雰囲気です。
さて、試乗車の準備も整ったので、そろそろ行きましょうか。かなりお客さんが来ているらしく、試乗車はずっと回ってました。室内に乗り込むと、やっぱり広いですね。シートのサイズも大きめです。エンジンスタート。燃費計をリセットして。あれ?1回毎の燃費を測るメーターはついていないそうです。残念。
エンジン始動。エンジン音はちょっとディーゼルっぽいけど、分からない人にはわかんないでしょう。走りだしはトルクがあるので楽ちん。エンジン回転数もあまり上がらずに出ます。ただ、グッと加速するときガラガラ音が大きいかな。たぶん、遮音材の入れ方とか量の問題のような気がします。割りとエンジン音が室内に入ってくる感じ。
ハンドルは素直。敏感でもなくだるくもない。ちょうどいい感じです。あと、試乗したのが225/45R19のタイヤだったのですが、小さい凸凹は感じやすいですが、全体的にシッカリ感があります。片道20-30kmの都市間を移動するのを想定したような味付けです。町中を走るよりも高速を走ったほうがよさそう。 そういう意味で味付けが日本的ではなくてヨーロッパ的です。 アウディっぽいのを少しマイルドにした感じです。乗り味はいいです。
エコドライブの判定機能みたいなのが載っているんですが、1周回ってきたら、4.X点で、とても良い運転だと言われました。んー、やっぱり毎回測れるの燃費計が欲しかったな。
総評すると、これはヨーロッパに持っていくつもりで作ったのを日本にも出したって感じです。走りの味付けもそうだし、内装のデザインもそんな感じ。日本で使うには少し大きめサイズですが、地方では駐車場も大きいし問題ないでしょう。 なかなか、マツダ、元気です。