スバルXVハイブリッドに試乗してきました
またクルマの試乗の話です。ちょっと、ディーラーにいってドアミラーの交換した貰った帰りに、スバルの前を通りかかりました。お!そういえばスバルにもハイブリッド車が出たんでしたよね。ちょっと寄ってみるべし。ドアミラーはバック時のリバースポジションから、普通のポジションに、ときどき戻らないことがあるので、中身を交換してもらいにいったんですがね。
XVという車種名を知らなかったのですが、イメージカラーは緑の草色のような綺麗な色。でも、実物ではお目にかかれませんでした。ハイブリッド車の準備をしてもらっている間に、店内のガソリン車のほうを拝見。
このハンドルの左側、ガラッと空いてるでしょ?変わってます。普段、ここに有りそうなスイッチ類は左斜めしたのところにいます。メーカーオブションのカーナビとかつけたら、ここに操作スイッチが来るそうですよ。
で、ナビは基本的にオプションみたいです。まー、好きなナビ付けるのなら、こっちのほうがいいんですけど。奥側にあるディスプレイは燃費とか表示するオンボードコンピュータらしいです。試乗したハイブリッドもそうでしたが、機能別に複数のページを切り替えるのですが、表示がわかり易かったです。
これ、ぶつからないクルマで、すっかり有名になったアイサイト。なんと、10万円もするオプションなのに、7-8割の人がつけるそうです。しかし、営業マンの説明では、一生に1回でもヒヤリ事故が防げただけでも、修理を考えたら10万円は回収できちゃうというと、みんな納得するそうです。すごい装着率。
後ろの様子。シートベルトがかなり後ろにあって、簡単に手が届かないようなんですが、装着できるんでしょうか。
テールランプ周り。電球がむき出しでコストダウンしている感じでした。あと、テールゲートのヒンジがひ弱そうで、本当に大丈夫なのかな?とちょっと心配。
こちらはハイブリッド。よーくみるとヘッドライト周りに少し青い部分があるのと、テールランプが違うのと、HYBRIDという文字が入っているぐらいの違いで、ホイルのデザインが違うそうですが、外観からはガソリン車とあまり差がありません。
これ、ハイブリッドのエンジンルーム。面白いことに12Vバッテリーが2個!1個はエンジンのために、もう1個はハイブリッドのために。かなり不思議。
トランクの床にバッテリーが乗ってます。床面が3㎝ぐらい上がっています。たぶん、ガソリンと比べないと気が付かないでしょう。うまく入っています。電池はリチウムでなくてニッケル水素だそうで。ハイブリッドシステムは、トヨタから提供うけたわけでなく、スバルの自社開発らしいです。 ホントかな? 最近、トヨタとかなり仲いいんだけど。
とまあ、これぐらいにして試乗に出かけます。ほとんど下道で首都高をブーンということはありません。スタートボタンON。エンジン始動! あれ?エンジン掛かっちゃうんだ。別にエンジン冷えてるわけでなく、スタートはエンジン始動だそうです。最近のハイブリッド車は、大抵、Readyになってなーんにも動き出さないのに慣れていると、ちょっと意外。
で、いつハイブリッドを感じるかというと、町中で信号待ちしているときはアイドリングストップ。そしてゆっくり走りだすと20km/hまではモーター、あとは混合。かなり頻繁に充放電を繰り返してまして、モーターのアシストを感じることはほとんどありません。どちらかというと、マイルドハイブリッドと呼ばれる部類に近いです。主役はエンジン。
たぶん、メーターを見てないと、ハイブリッドと気付くことはないかも、レベル。
燃費の方は、市街地をゆっくり回って12km/lぐらいでした。 どうなんですかねぇ。 もう少し遠乗りすれば16km/lぐらい行きそうな気はしますが。エンジン掛けてからの燃費やアイドリングストップで稼いだガソリン量とか、いつもその辺はわざわざリセットしなくても、計測してくれているので、クルマが好きな人にはいいですね。
このハイブリッド。とっても人気があるらしく、いま7ヶ月待ちらしいですよ。まるで3代目プリウスが出た時のフィーバーみたい。スバル初のハイブリッドみたいですしね。ハイブリッド的にはあまり面白みはないですが、AWDは憧れます。これがあれば雪道なんてへっちゃらそう。
というわけで、あくまでガソリン車っぽいハイブリッドでした。
振り返ると、あのホンダのアコードハイブリッドは、かなり異色なハイブリッドでしたねぇ。ほぼ電気自動車。