マツダ・デミオに試乗してきました
やっとディーゼル版の試乗車が出てきたので、お待ちかねのデミオに試乗してきました。ガソリン車が先に出て、なかなかディーゼルが出てこなかったんで、ときどきWebをチェックしながら待ってました。その間に、カー・オブ・ザ・イヤーを取ったみたいですね。
まずは内装から。トランクは開けやすいです。あまり広くはありません。ボディは後ろを絞った形になっているので、その分、狭くなっています。
ですから、後部座席もあまり広くないです。この点、スペースよりデザイン優先なのがはっきりしてます。最近の軽自動車のほうが広いかも、ぐらいです。後ろのヘッドレストはちゃんと3つありますけど、3人腰掛けたら結構ギュウギュウじゃないかな。
でも、頭上スペースは割合あって、頭が天井を擦ることはありません。
後部座席の足元空間も広くはないです。
内装のデザインはこなれてます。材質はソフトパッドに見えますが、爪で立てくと、カツカツしたプラスティックでした。グローブボックスの前の部分だけ、皮の材質のとか、ソフトパッドのとかあります。
こちらが1.5Lディーゼルエンジン、パッと見、どっちだか分かりませんが、比べると分かります。
こちらが1.3Lガソリンエンジン。こうしてみると一回り小さいです。
あと、エンジンECUだと思うのですが、ディーゼルでは左側に別になっていました。
で、試乗に出かけましょう。営業さんが手薄で忙しいようなので、サービスの人と出かけることになりました。ガソリンとディーゼルでは売れる台数は半々だということです。 で、もちろん試乗するのはディーゼルです。
エンジン音は、チチチッと音がするので、ガソリンではないなぁ的です。 BMWの320dと似たような感じです。あまり滑らかさはありません。 どちらかと言うとガラガラタイプ。 でも、たぶん、クルマに興味がなければ分かりません。
出足、いい!レッドゾーンは5千回転。その辺を40-60km/hで巡航で走っているときは2千回転まで回すことはないです。2千回転あたりからかなり元気が良くて、トルクが太くてとても扱いやすいです。ただ1500回転から2000回転になるあたりのギアの繋ぎ目が少しギクシャク感があります。 とてもFITやマーチやビッツと同じサイズのコンパクトカーに乗っている気がしません。2Lサイズの車の気分です。 そのくせ軽いので加速がいいので、電気自動車のようにちょっと遊んでしまいます。
ぐるっと環状2号を走ってきたら燃費は19.3km/Lでした。すげーな。高速を巡航したら30km/Lぐらいいくかも。
タコメータが大きくて速度計はデジタルで小さいのがついているんですが、反対にしてくれたほうが見やすいと思いけど。
試乗したのは、なんとかパッケージが付いていて、車線変更の警告も出てました。でも、要らないか。見切りが悪くないので。
あとで気がついたのですが、サイドのウィンカーが見当たりません。たぶん、このドアミラーの部分が光るんだと思います。それ以外、横から見て光りそうなものがなかった。
あと、ボンネットかかなり長いほうです。そのせいだと思いますが、運転席の足元が広く、アクセルもフットレストも十分は横幅がありました。ちゃんと前を向いて運転できます。
というわけで、このエンジン。とってもいい。まだザラツキはあるけどトルク太いし。もう少しアクセルONにした時にトルクの立ち上がりた速いほうが使いやすいんだけどな。きっと、そこはガソリン車とあまり変わらないように抑えてある気がします。 とにかく車のサイズが2サイズぐらい上に感じます。そしてキビキビ感がある。BMW miniに少し似ているような。
1つだけ、?と思うのは、直進性はあるんですが、ハンドルがセンターに戻りにくいです。曲がり角を曲がるぐらいに回した時の反力はあるんだけど、まっすぐ走っているときに真ん中に戻ってこない。そこが気になりました。
距離を乗る人にはお勧めです。