ETロボコン2014が無事終了

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11月に入って、ずっと忙しく、ブログ記事をサボっていましたが、先週末でようやく一段落しました。ETロボコンというロボットを使ったソフトウェアのコンテストがあるんですが、その全国チャンピオンシップ大会が22日、23日で終了。これで2014の活動にも終止符です。
今年の特徴は、競技部門を1つ増やして三輪型のロボットNXTrikeを投入したことです。これ、今年の2月ごろに製作過程を紹介しました。そのためのコース製作、難所作成、計測システム、規約づくりなどなど、まつわることが沢山あって、それはもう大変ですよ。多くの方々にご協力いただいて、無事乗り切ることができました。
このNXTrike、モーターとタイヤを繋ぐギヤ比を3種類から選べるようにしたのですが、流石に5倍速を使うところはなかったようです。そう、それはこのサイズのコースでは役立ちません。ネタです。しかし3倍速を操ってくるチームは出てくるだろうと期待していたら、数チームが挑戦してきました。そして、べらぼうに速いです! そう、2輪倒立型はバランス取って立つのは凄いんだけど、走る速度が遅くて、見た目に迫力がないと言われていたので、とにかくぶっちぎりでコースを疾走して欲しかったのです。 チャンピオンシップ大会で一番印象に残ったのは、北海道のChampagne Fightです、 いいですねぇ。やってくれますねぇ。あのチームはどうしていつも速いんでしょう。
NXTrikeの前輪に遊びが多くて、ロボットを発表した直後から、「これは組み立てミスではないか」という問い合わせがたくさん来ました。いえ、その遊びを利用して制御方法を考えて欲しかったので、それで正解です。 以前のETロボコンでは、実行委員会側が正解があることを確認してから公表してました。 今年は違います。 たぶん出来るだろうから、あとはチームに任せましょう。きっと誰かが答えを見つけてきてくれる。 そういう姿勢で臨みました。 正解があるのが分かっている問題を解くのは面白くないじゃないですか。ね!
あと、前から実現したかったのは、計測システムの記録をいち早く公開して、自分が全国でどれくらいのポジションにいるのかを知る手段を提供すること。 ETロボコンは甲子園方式なので、参加チームが一番多い、東京で10位だったとしても、それは参加チームの少ない地区では優勝に匹敵する成績だったりするわけです。 東京に出場したチームは残念な思いをするのですが、全国ではどれくらいか分かれば、また励みにもなるし、チャンピオンシップ大会に出場が決まったチームも、他地区の成績がわかるので、いろいろ作戦が立てやすくなるわけで。
それで、計測システムと連携するランキングサイトをお願いして作ってもらいました。
この結果を見てると、地区大会で走行結果が1位2位のチームが必ずしもチャンピオンシップ大会に出てこれるわけでなく、1回でも失敗したらダメだというのがよく分かります。しかし、さすがにチャンピオンシップともなると、トップの記録は全部書き換えられてしまいましたが。
そんなわけで、アーキテクト作ったり、新しいロボットを投入したり、近年、いろいろ挑戦してきてるのですが、来年の2015年は、また新しいロボットのキットEV3というのを投入しなくてはいけないので、その準備もすでに始まっていて沢山の方に協力していただいてます。 なんかですね。 ここにいる人たち、凄いんですわ。 例えが良くないかもしれないけど、お腹をすかせたウナギの養殖生け簀にエサを投げ込むと、ドバドバドバドバとウナギが平らげてしまう映像って見たことあるでしょ? あれみたいなんです。 困った問題を投げ込むと、みんなが群がってプログラムを解析したり実験したりして食べちゃうんです。 そんな風にして、来年もまずは3つの開発環境が整いつつあります。
さて、どんなルールにしましょうか。立体難所を乗り越えるばかりでは面白くないので、志向が違うのも取り入れようと思います。 アーキテクト部門では制作物そのものが評価されやすい感がありますが、企画やプレゼンがより審査に反映されるような方式がいい、という意見も出てきています。 また、いくらか変更されると思いますので、お楽しみに。

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