9月18日、夕方、横浜
スーツケースを1つ持って関内駅まで電車で出ます。そこからタクシーを拾って大桟橋へ。行き先を横浜埠頭と告げたらどこに行っていいのか良く分からなくって、結局、大桟橋でOKでした。大桟橋って行ったことないからなぁ。客船の空港ターミナルみたいになっているんですね。飛行場ほど厳密な警備体制ではが雰囲気は似ています。大桟橋は施設の形から鯨と呼ばれているらしく、1階は駐車場、2階は出着到着のロビーになってます。船旅なんてしたことなかったから知らんかったー!
ロビーは乗船を待つ客で一杯。でもほとんどが年配。平均年齢は65歳を超えていそうです。我々の世代は100組いたら2-3組ぐらい。だよねー、船旅ってホテルごと観光地を移動して回るようなものだから、飛行機や車の移動が疲れる人にとってはいいかも。きっと若い人は飛行機でもっと遠くに行ってしまうな。
これ、乗船券です。これをカウンターで渡すと船の上だけで通用するカードと部屋のカード鍵をくれます。タラップのような通路を渡って乗船。まずは荷物を部屋に置いてきます。
部屋はウナギの寝床のように縦に長く、幅は余りありません。ビジネスホテルのツインを小さくしたような感じ。
船から見る横浜MM21地区は結構綺麗です。岸壁には見送りの家族が何組か来ていました。昼ならテープを投げてバイバーイ!がよくある風景になるそうです。夜は安全上の理由からやらないそうで。船が動き出すとあっという間に岸壁を離れ、グルンと方向を変えてベイブリッジに向かいます。マリンタワー、キングとクイーンが良く見えます。これらは昔、船からの目印と聞きましたが本当なんですね。今は高い建物がたくさんあるので目立ちませんが、昔はよい目印になったと思います。
気がつけば横を併走するタグボートのような船。これ、水先案内人ってやつですね。
この前、横浜港にやってきて、ベイブリッジをくぐれなかったのはクイーンメリーⅡって船でしたっけ。このパシフィックビーナス号は余裕でくぐれました、たぶん。
ベイブリッジをくぐってしばらくすると水先案内人の船が近づいてきた。体当たりして方向転換するのかと思ったら、人が一人乗りボートへ乗り移っていきました。そのあとボートは方向を変えていなくなってしまったが、あれは水先案内人本人なのでしょうか?