自然ってすごい、砂むし風呂

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指宿に行ったら、奥様が絶対いってみたいといっていた1つに砂むし風呂があります。そうです、砂の中に埋まっているあの絵です。GWは混雑して順番待ちで大変らしいですが、今日はGW明け。朝早くいったこともあってとても空いていました。
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これ、宮崎ではやっている口蹄疫の拡散を防ぐために設置されている消毒です。靴で踏みふみします。液がジワジワでてくるのかと思いきや、そうでもなかった。ここで初めてマットを見ましたが、このあと、宮崎の施設で結構お目にかかることがありました。
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ここ砂むし会館「砂楽」の名誉館長が金田さん。関連は良く分かりません。
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この砂むし風呂にはいるには手順があります。入湯料900円を払って浴衣を受け取り、衣服を全部脱いで浴衣だけ羽織り外にでます。外って本当に外です。砂浜です。
いくと係りの人が待っていて、案内された場所に座り、頭にタオルを巻いてねっころがると、体に砂をかけてくれます。砂に座った瞬間から暖かいというか熱いんですけど。
砂はかなり重くて、心臓がドックンドックン脈打つと、指が先にドクンで、続いて足先がドクンと遅れてくるのが分かります。なるほどー、足のほうが心臓から遠いもんね。
それから待つこと10分ぐらい。耐えられなくなったら砂から手を抜いて、体の上の砂をどけて起き上がります。その後、施設に戻ってシャワーで砂を良く落として、お風呂に入って終了。
施設に戻る途中、係りの人にいろいろ聞いていたら、波打ち際まで連れて行ってくれました。波に足を入れるとほのかに暖かいです。が、砂の中にグリグリ足を入れていくと、深さ10cmもしないで、アチッとなります。ほんと、砂のすぐ下をお湯が海に向かって流れ出しているんです。自然ってすごい。海岸に近い町は地面の下を温泉が流れているので、どこの家も風呂は温泉だそうです。家全体が床暖房されているような状態ですね。
それから、砂ってみんなの汗を吸って不衛生な気がするでしょ? どうしているんだろと思いきや、区画に分けられていて、終わったら熱い温泉を流し込んで砂を洗っていました。砂の粒もちょっと大きめで、直径が2mmぐらいありそうです。