CES 2018に行ってきました、会場編
さて、早く前入りした分は観光で埋めて、後半からいよいよCES会場をまわります。 ちょっとその前に、会場に入るにはバッジが必要ですが、それを受け取る場所が沢山。 我々は空港で受け取りました。 会場で受け取ることもできますが、長蛇の列で時間がもったいないので、空港に到着したら、まずバッジを取りに行ったほうがいいです。
会場はラスベガス市街に3箇所に分かれています。Tech South、Tech West、Tech East の3つですが、見た目の位置関係から、左下、真ん中、右上と、我々は呼んでました。
初日は左下から回ってみたのですが、ここは放送業界に近い内容で、ほとんど興味を引くものがありません。ま、正直、寄らなくてもいいところです。せいぜいで、こんなやってきました!的は写真を取るのに、人が少ないから苦労しないぐらい。
1時間もあれば見て回れるので、次はバスで真ん中に向かいます。各会場間はシャトルバスが運行しているので、それにのると簡単に移動できますが、案内がわかりにくく、乗り場を探し当てるのに苦労しました。
真ん中に到着して、まず最初に行ったのは、Innovesion Awards Showcaseです。ここは全部の展示品のうちアワードをもらったものだけが集められて、ショーケースに入ってます。だから、面白いものが目白押し。時間がないときは、ここで見ていく品物をチェックして、ブース番号をメモして、それを便りに回ると時間節約になります。
例えば、最近、注目してた水中ロボットの市販品。魚型のが既に商品になって出てきてます。簡単な説明とともにLVCC South Hall 2 Booth #27032と書いてあるので、右上の会場LVCCの南ホール2階の27032番にいけば見れるよ。という意味です。 すべての番号には5桁の番号がついてますが、いったい幾つブースがあるんでしょうねぇ。感覚的な広さは、全部あわせると、幕張メッセの10倍って感じです。 東京ビックサイトなんて向こう側の壁が見えるから比べ物になりません。
大きなものはケースに入れず、そのまま置いてあります。これは3秒で折りたたみできて、飛行機の機内手荷物として持って入れる電動カート。 こういうのあると会場回るのが便利です。 実際にレンタルカートがどこかにあるらしく、お年寄りや太った人が乗って会場を普通に回ってました。 レンタル店をみつけたら借りてみようと思ったけど、なかったですねぇ。
外にも会場があります。YouTubeでしかみたことがない、プロペラが沢山ついたドローンなんだけど人が乗れるやつとか。 こんなにデカかったら離着陸にグラウンドが必要だよな、と実際の大きさがわかります。
テスラモーターを作ったイーロン・マスクが計画しているハイパーループという、時速1000キロでトンネルの中を走る列車とか。(これ、本物なんだろうか、モックアップなんだろうか)
GoogleはクルマにGoogleアシスタントを搭載したよ、とか。 なんでもかんでも、Hey Googleになったとか。
こんな水道の蛇口にGoogleアシスタントつけて、どんないいことがあるのか不思議。水の使いすぎを警告してくれるのかな。ラスベガスは水道代が高いという話なので。
BMWが観客をのせてドリフト走行の体験をさせていたり。これ、ずっと一日中、ドリフトしてるんですよ。もう、タイヤが焦げくさくって。 後から知ったことですが、ドリフトは自動運転でやってたらしいです。
Googleといえば対抗馬はAmazonなんですが、アレクサはどうしているのかな? と思いきや? あら?Amazon、これがブースなの? とすげー、ショボいの。 ニュースが伝えることって当てにならないわ。
とにかく日本じゃお目にかかれないものが沢山。これはRoboRaceといって、自動運転でF1みたいな競技をしようと計画されていて、NVIDIAが車体を自動車メーカーに提供して、レースさせようというもの。 実物が存在するとは知らなかったわ。 もちろん人は乗らないです。
あと、NHKでも紹介されてましたけど、人の後をついてあるくスーツケース。技術は凄いと思うでしょ? ボタン押したら自動でフタも開くし。そこまでしなくていいと思うが。 ところが、いくつかこの手のものがあるんですけど、どれも容量が小さくて、実用性は??? とい代物です。
1日あるいても、1つの会場の半分ぐらいしか見れないので、もうクタクタ。ちょうどマッサージチェアのメーカーがブースを出していると、みんな死んだように寝てます。 これ、タイミングとしてはぴったりの展示。
そうそう、ホテルから会場へやシャトルバスが回ってます。毎朝、ホテル前はこんな感じ。今回泊まったのは、ダウンタウンのGolden Nugetというところで、割りと中心から離れているから、安いので、出展者の人が多い感じです。 日本からのツアーもこのホテルに泊まっているはずなんですが、日本人はほとんど見かけませんでした。
そんなわけで、3日間、ずっと通いましたが、結局、全部見切れていません。上の会場の北側では自動運転のデモとかやってたみたいですけど、とてもとても無理。 これに比べたら東京ビックサイトでやってる展示会なんて学芸会レベルです。 Webでしかみたことないものや、世界初のものが、たくさん集まってきて、お金の心配さえなければ、毎年いきたいです。