電気契約を60Aに下げる

20年前にリフォームしたとき、家中の電化製品をONにしてもブレーカーが落ちないよう、電気の契約を12KVAにしました。60Aの倍です。しかし、20年生活してきて、そんなに全部つけることないよね。それに基本料金が3400円ぐらいするのでもったいない。ということで、60Aに契約を下げることにしました。

まずは東京ガスに電話

電気は東京ガスと契約してます。床暖房でガスをたくさん使って割引が効くので。まずは東京ガスに電話します。8kVAぐらいならブレーカーが落ちることはないだろうと、最初は8kVAにしようと相談しました。すると屋内の分電盤の工事をする必要があり、それに5万円ぐらい掛かるだろうから、節約になるかどうか。と言われました。60Aに変更するなら外の電気メーターを交換するだけで済むそうです。じゃ、一気に60Aまで下げて頑張ってみるか。次に工事にやってくる業者から連絡があり、屋内の分電盤の様子を聞かれて、工事日程を決めます。作業は20-30分ぐらい。

電気メーター交換

業者の人がやってきました。たぶん東京電力の送電を担当している会社だと思います。一回り小さい電気メーターを持ってきました。もう、みんなの家も無線で検針する電気メーターに変わっていると思いますが、これもそうです。交換中も電柱から電気は流れてきているので、見てるとちょっと怖いです。ま、そこはプロですから感電することはないでしょうけど。

交換された新しい電気メーター

どれぐらい使えば60A?

いままでブレーカーは落ちたことがないので、どれぐらい使えば60Aなのか感覚的に分かっていません。東日本大震災のとき、輪番停電になって、電気の使用量を把握するために、分電盤に取り付けて見える化するアイテムは取り付けてあります。これまでの記憶では夏場にエアコン前回でも8kWぐらいかと。いまでは夏は富士山に移動するし、冬はガスで床暖房なので、6kWも使うことは稀だろうと思ってました。

しかし、料理で電気コンロ・ケトル・魚焼き器・電子レンジを同時に使うと6kWに届くもんですねぇ。とくに食器洗い機と洗濯機は電気で温めたお湯で洗っているので、すぐに届いてしまいます。このグッズは設定消費電力になったらアラームがなる仕組みがあるので、これまで数回、アラームがなったことがあります。

カウンターに置いていたメーターを、いつも見やすいところへと、壁に取り付けることにしました。下地はタイルなので、コマンドタブでフックをつけようとしたら、フックが太くて刺さらない! こういうときは3Dプリンタの出番。ちょちょっとフックを設計して印刷。壁に貼り付けて完了です。

さて、これで基本料金は安くなることは間違いないのですが、電気使用量で累進する単価との兼ね合いもあるので、1年でいくら節約になるのか、これから実験です。なお、東京ガスに連絡したとき、アンペア変更したら特別な事情がないかぎり1年間は変更できないそうです。

3Dプリンタで作ったフック
コマンドタブのテープを使って壁に固定