モデル3のウィンカー問題への対処

このモデル3ハイランドからウィンカーを操作するレバーがありません。シフトレバーがなくなってディスプレイで操作するのは慣れればそれほど難しくはないですが、ウィンカーだけは対処しないとアタフタして運転が怪しくなることがあります。

ウィンカーレバーを無くした理由

こればっかりは開発者かイーロン・マスクに聞いてみないと分からないですが、よくクルマを運転する人なら、こまった場面に出会ったことは何回もあるはずです。交差点手前でハンドル切る前からウィンカーを出すなら間違わずに操作できますが、ハンドルを回している最中にウィンカーを出したり切り替えたりすることも有るわけで。ボタンが反対側にいったら手触りでどっちが右だか左だかさっぱりです。きっとそのうち完全自動運転が実現して人間は座っているだけになるから、機械にまかせてもいいだろう、そしたらレバー要らないしね。なんて考えたのかも知れませんが、日本ではあと10年は完全自動運転なんてやってこないと思います。

手触りで判別する

OBD2にコマンダーを取り付けて別装置でウィンカーを出す方法もありますが、もっと簡単な方法を試してみます。ハンドルにはボタンが複数あり、左側はウィンカー2+ハイビーム=3個、右側はカメラ+ワイパー+発話=3個。仕切りの盛り上がりがありますが、ハンドルが回っているとどれだかさっぱり分かりません。なので手触りでウィンカーだけは分かるように小さいゴム足を貼りました。右は小さいゴム足、左は大きいゴム足で、ハンドルが何度に回っていても手触りで分かります。

ゴム足の貼る位置

ウィンカーのボタンは平らですが、押す場所と力の向きで、押しやすい場所があります。左は矢印の上、右は矢印のちょっと右上あたりが一番軽く押せる場所です。ゴム足はAmazonで透明の3種類がセットになったうち、5mmと10mmを使って区別しやすくします。

戸当たりクッションとして売ってるゴム足

改良後の操作

効果はかなりあります。思い返せばこれまでウィンカーを出すとき左手親指あたりをチラ見してました。それがなくなり手触りだけで右左がはっきりして確実にウィンカー出せるし、ハンドルがまっすぐでなくても慌てず手触りで出せるようになりました。これお金かからないしお勧めの方法です。

ゴム足装着後のウィンカー切り替え様子

ハイビームにも

その後、左右のウィンカーは間違いなく押せるようになりましたが、道を譲るときハイビームでパッシング。あれ?押せない!と場所がわからなくなることが数回あったので、ハイビームにもマイナスの形をしたゴム足を貼ることにしました。押しに反応するスイートスポットが微妙なので場所はここです。

ハイビームにもゴム足