E350カブリオレのパーキングブレーキ調整
ここ2回ばかりユーザー車検を通してますが、車検場のパーキングブレーキのテストでは、かなり踏み込まないと合格しません。調整をしてないので遊びが多いです。つぎの3回目の車検に向けて調整してみます。
目次
マニュアルの手順
WISマニュアルに書いてある手順は以下の通り。
- パーキングブレーキを解除
- 後輪タイヤを外す
- マイナスドライバを使ってアジャスタダイヤルを回し、ブレーキシューがパーキングドラムに当たるまで回す
- ブレーキディスクが手で回らないのを確認
- アジャスタダイヤルを8ノッチ戻す
- ブレーキディスクがスムーズに回るのを確認
- パーキングブレーキを掛ける
- ブレーキディスクが手で回せないのを確認
- タイヤ取付
- ブレーキテストをする
ジャッキアップ
後輪2つとも上げないと手で回せないので、デフにジャッキを当ててあげます。いつも使っている2トンのフロアジャッキ。タイヤ交換だと片輪ずつなので軽いが、2つ一緒だとかなり重い。デフにジャッキをかけるのは初めてなので確認するのに手間取りました。
タイヤを外してダイヤルを探す
マニュアルだと左右2輪ともタイヤを外す手順ですが、万が一のことを考え、片方ずつやります。外してボルトが刺さる穴の1つを後ろ側のちょっと上ぐらいに回してあげると奥にギザギザの歯車があるのがわかります。暗い穴の奥なのでかなり発見は難しいです。
当たりを調整する
歯車を上から見て時計方向に回すとブレーキが絞まってブレーキディスクが回らなくなります。ディスクが手で回せなくなったところから、歯車を8ノッチ元にもどしてあげてディスクがスムーズに回ることを確認。そしてタイヤを取り付けて元にもどします。同じことを反対側のブレーキでも調整してあげます。
ブレーキテスト
パーキングブレーキを足で踏んだ時、遊びが減って少しきつくなりました。エンジン掛けて、ギュッと踏んでロックして、少しバックや前進で発進してみて動かないことを確認。これで調整はうまく行ったようです。
一度経験してしまえば次は簡単ですが、まずデフにジャッキを当てたことないし、アジャスタダイヤルがどこにあるかも見つけづらいし、取り掛かるにはちょっと勇気がいりますね。