ベースパワーEX250Cはフィルターで濾過されないのか

今回で3回目の投入となるモリブデン添加剤のベースパワーEX250C。微粒子なのでエンジンオイルとよく混ざり沈殿しないという話。しかしエンジンにはオイルフィルタが付いているので、フィルタで濾過されないのか?という疑問がずっとありました。そこでオイル交換して添加してすぐにフィルタを新しいものに交換して様子を見てみます。

添加して25キロ後

新しいオイルを入れてレベルゲージでウエスに付着させてもほとんど透明で見えません。ベースパワーEX250Cを注入して25キロ走った後のエンジンオイルの汚れを見てみます。クルマは昨日走ってからエンジンを掛けてないので冷え切っています。色がついてハッキリわかりますが、この黒くなったのはモリブデンの色だと思われます。オイルに混ざって回っているは間違い模様。

添加剤投入後25km走ったオイル汚れ

新しいオイルフィルタに交換

もったいない話ですが、オイル交換したときマーレ(HAHLE)のフィルタを取り付けました。少し茶色のフィルターでしたが、これをMANNのフィルタに交換します。純正フィルタと構造が少し違ってMAHLEは横の支えがないのと上下に少し出っ張りがあるので少し心配。MANNの白いフィルタは外見はまったく同じ。それにOリングも2番めに大きなサイズが2個ついてくる。MAHLEは1個しかなかった。MANNのほうが安心できそうです。

MANNのオイルフィルタ
左:MAHLE 右:MANN

MAHLEは最初からフィルタが茶色だったので汚れ具合がハッキリしませんが、新品のときより全体的に黒ずんでいます。ただレベルゲージや付着するオイルの様子から、モリブデンの微粒子がフィルタで濾されている感じではないです。フィルタの目より細かいのは間違いなさそう。ところでフィルタはどれぐらいのサイズのゴミを除去する設計なんでしょう。

左:新品時のMAHLEフィルタ、右:古い純正フィルタ

オイル交換のMAHLEと純正を比べたところで、古いのは汚れたオイルまみれでよくわかりませんよね。

結論

ベースパワーEX250Cはオイルフィルタで濾過されることなくオイルに混じって循環しているようです。