クルマのドアサビ補修

あれは1回目か2回目の車検のときだったかと思います。ドアが隣のクルマや壁に当たっても傷つかないように、小さいガードを貼り付けてありました。それが車検から返ってきたら取れていて、知らずにドアを開けて壁に当たったら、タイルの凸凹のところにガスッ!と当たり、ふちの塗装が欠けました。小さいキズなので放っておいたのですが、流石に11年もするとサビが出てきたので、補修することに。

やっぱりタッチアップペイントでしょ

5ミリぐらいの長さの塗装の欠けなので、大げさな補修は必要ありません。タッチアップペイントで十分です。ところが、このボディカラーの塗料が見つかりません。まずカラー番号を調べることにします。ドアを開けると、渕のところに車体番号などが書かれたシールが貼ってあり、丸で囲んだ230がカラー番号です。これ、インディゴライトブルーという色です。売り出されたときの欧州のカタログでは、これがイメージカラーだったのでした。

ドアの周りに貼ってあるシール

特注タッチアップペイントを作る

むかし、この色のタッチアップペイントを見かけた気がするのですが、補修する必要もないと思っていたので買いませんでした。いま、いくら探しても見つけることができません。でも大丈夫!メーカー名とカラー番号が分かれば、特注で色が作れるシステムがあるんですね。アマゾンで注文して1980円なり。こんなに量は要らないんだけどなぁ。でも、仕方なし。

届いた特注色のタッチアップペイント

右側のボトルを50回以上振って、シャカシャカしたら左のボトルに詰めます。でも、このタッチアップペイント、よく知らなかったんですけど、左のはエアスプレー(エアータッチというらしい)に取り付けるための容器で、筆で塗るなら右側だけでよかったんですね。左のに詰め替えてしまいましたよ。試し塗りしてみます。色は合っているみたいですね。

試し塗りしてみる

サビの具合

これが補修しようとしているサビです。5年以上ほったらかしにしていて、これぐらいしか腐食してこないので、やっぱりメルセデスは塗装がしっかりしているなぁ、と思います。これまで2台づつメルセデスとBMWを交互に乗ってきましたが、飛び石でボンネットの塗料が欠ける様子をみてると、メルセデスのほうが塗装が分厚いです。

塗装が欠けてサビが出た部分
サビの部分を拡大

サビを落とす

簡単にサビを落としておきます。ネイルアートを整形するときにつかう棒のヤスリがあったので、これでサビの部分を慎重に削ってみました。間違っても、傷口が大きくならないように。

サビを落とした後

目立たなくなりました

もともと大きなキズではないので、頑張ることはやめます。素人がいじくり回すと、ろくな結果にならないので、これぐらいにしておきます。これでサビさえ止まれば満足。もう新車から11年経ちましたからね。

塗装後の状態