E350カブリオレのバッテリー交換
ある日、夜中に出かけようとしたら、エンジンがかからない。バッテリーが弱っていて、セルが回りきらず。前回、2017年にバッテリー交換して4年半経過。最近、あまり車に乗らないので十分に充電されなくなり、バッテリー容量が減っていたようです。毎日乗っていれば心配ありませんが、予防的にバッテリー交換することにしました。
目次
交換バッテリーの準備
2017年に一度交換しているので、同じ型のバッテリーをネットで探したところ、楽天のNorautoというお店で、22,000円で売っているのを発見。以前と同じ値段で買えてラッキーです。VARTA バッテリー 580-901-080
ボンネットを開けて作業準備
バッテリーはエンジンルームの黄色で示した部分に埋まっています。ベンツのボンネットは普通に開けると45度ぐらいしか開きませんが、ヒンジのところにあるストッパーを外すと垂直の90度まで開き、作業がしやすくなります。
外気導入ダクトの取り外し
バッテリーは外気導入のダクトの下にあります。このダクト、外してみると中身が空洞で、フロントガラス足元から入った空気を、これで曲げて取り込む仕組みになっているみたいです。ダクトは3箇所のバネで留っているので簡単に外れます。ちなみに、この車は左ハンドル車なので、ダクトは右側の助手席側です。
取入口のファンの上に弁があって、これが上下に動いて空気を遮断するようです。内気循環にするときに閉まるんでしょう。
ターミナルの取り外し
ここからが本格的なバッテリー交換作業になります。最初にマイナス側のターミナルはら外し、次にプラス側のターミナルを外します。順序を逆にすると、プラスターミナルを外す作業中に、レンチがボディに触れてショートする可能性があるので、絶対マイナス側から外すようにします。詳しい手順は以下のとおり。ターミナルはサイズ10のスパナで外せます。
- マイナスターミナルを外す
- プラスターミナルに被っている赤いカバーを外す
- プラスターミナルを外す
- ドレインホースを外す
マウントの取り外し
バッテリーを抜き出すためにマウントを外します。これが一番難しそうで、手が届きにくいところです。プラスターミナル側の下のほうにボルト2本が見えます。これをソケットレンチで外してマウントを外すとバッテリーの固定が外れて取り出せます。外すには長いソケットレンチが必要で、なかなか持っていないと思いますが、この際に購入しておいたほうが、いろいろ便利な場面があるのでおすすめです。ボルトのサイズは13です。
バッテリーの取り出し
ここまで作業が完了すれば、バッテリーを引っ張り出すことができます。引き上げるとバッテリーの下はこんなふうになっています。ゴミが溜まっているので掃除機で吸い取ってあげました。
元に戻す
新しいバッテリーを入れたら、反対の手順でもとに戻していきます。全部戻し終わって気づいたのですが、ドレインホースをつなぐ穴が2つあって、左側に繋いでいましたが、バッテリーの右側にも穴があります。これ、純正のバッテリーではキャップがついていました。新品のターミナルカバーにもキャップのようなものがついていたので、右側を塞いで置くのが正解のようです。前回交換したときにも同じく穴がありましたが、塞ぐのを忘れていました。まあ、良しとしましょう。