F1で目撃したアクシデント集
いくつか想定外だと思われるシーンを目撃したので書き留めておきましょう。
■道路陥没
主催者側は道路が陥没して通れなくなったのは4時ごろといってました。それ以前に11時ごろ通過したとき既に危険な状態で、落差3mほどある斜面をバスが滑るように降りてきて、デカイ穴ぼこをどっかんどっかん揺られながら通り過ぎました。そのダイブする瞬間、「これ途中でブレーキかけてもぬかるんでるし止まらないよね」という感じで、滑り台から降りる気分でしたよ。そんな場所が最初から存在してたんですけどね。片側交互通行のね。
■急病人
よくもまあ、こんなたくさんの人が雨の中、待ちぼうけになっていて、倒れる人がいないなぁ。F1見に来る人は若いから大丈夫なのかなぁ。お年寄りは確かに未無だし。でも何台か救急車は走っています。
ん?近くで誰かが倒れました。列が進んで近づいていくと、列の誘導員の人です。
土曜日のこの雨の中、誘導しづかれてしまったんでしょう。担架で運ばれていきました。
「そうだ、倒れるのが一番はやい脱出方法だ」
でも、全員で同じことしたら、救急車の大渋滞が。 それは無理。
■クルマ炎上
土曜日の夜9時過ぎ、東富士Bあたりを走行中、突然目の前に火柱が出現。道路はみんな塞がってしまい、私は前から3台目ぐらいにいました。なんか燃えてるなぁ、近づいて様子をみてくるか。
車から降りて近づくと、それは全焼真っ盛りのやんちゃ系のクルマでした。たぶん、太平洋ゴルフクラブの近くにはカーブがあるんですが、ハンドル操作を誤って林に突っ込み炎上したみたいです。車体全部が火だるまになってました。こわー。先頭に立っている誘導員に聞きます。
「これ、通してくれるの?」
「いつ爆発するか分からないので消防車を待ってます」
「Uターンしたほうがいい?」
「たぶんそのほうが」
遠くから消防車の音が近づいてきます。今から消火作業なので、現場はもっと大変なことになるでしょう。サッサと諦めてUターンしました。