バッテリー交換

レーダー探知機GL847のバッテリー交換

車に積んでいるレーダー探知機。うちのはソーラー式です。電源コードを引き回すのが面倒だし、そんなに使わないので、年に数回スイッチ入れる程度。そうするとソーラーで充電してあれば用が済むのですが、もう何年も前から使っているのでバッテリーがヘタリ気味。そういうときは、GPSデータ更新用のMiniUSBにモバイルバッテリーを刺してあげると、そこから電源が供給できるので、例えば10000mAのバッテリーだと半日以上動作します。それでも、とうとうバッテリーが死にかけているようで、電源入れて起動したらすぐにダウン。なので、中のバッテリーを交換してみることにしました。

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これ、裏蓋を開けてバッテリーが見えるようにしたところ。このバッテリー、ちょっと変わっていて、1本1本が細長いです。一見、単5電池を3本束ねたように見えますが、単5電池と比べると、さらに細い。どうせ同じ3.6Vを供給すればいいんだろうからと、単5電池を3本並べてレーダーに押し込んでみたんですが入りません。これはちゃんと同じ寸法の電池を調達しないとダメそうです。ネットで検索してると、リチウムポリマーを代わりに取り付けようとしているのを見かけましたが、高温になる車内だし、もともとニッケル水素電池のところにリチウムポリマーをつけても充電が怪しくて爆発するかもしれないので、それは真似しませんでした。
すぐに同じものは見つかるだろうと思ったら、この電池、俗に行く単6電池らしいです。アメリカの規格ではAAAAと呼ばれるもので、日本の規格では存在しません。だから単5の次の単6電池と呼んでるみたいです。このサイズのニッケル水素電池ってないんですよねぇ。1つだけAmazonでバラで売っているのを見つけました。これを買って、3本束ねて、リードをつけ直して制作してみることにします。


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届いた電池を並べてみると。あら?太さは同じだけど短い。これを直列につなげると400mAになるので、オリジナルの500mAよりちょっと容量が小さくなります。バラバラにならないよう、先に熱収縮チューブで仮止めをしてから、端子をはんだ付けして直列にします。オリジナルの電池についていたリード線を取り外し、これに取り付けて、透明の熱収縮チューブで覆ってあげて完成。


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なかなかうまくできたように思います。ちなみに電圧を測ったら3.9Vありました。3.6Vのハズですが、電池が新しいので出力が高いみたいです。


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無事交換も終わり、スイッチ入れるとバッテリー駆動でちゃんと使えます。めでたしめでたし。

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