ホタルイカ漁

ほたるいか海上観光に行ってきました

ホタルイカの素干しって食べたことあります? 酒の肴にはもってこいのおつまみですが。 3月も下旬になりホタルイカのシーズンになりました。一度、あの漁をして光っているホタルイカを見てみたくて、平日に行ってきましたよ。予約が必要ですが、休みの日は結構埋まっています。3月26日は今シーズン2回めの運行だったです。

予めホタルイカミュージアムに行って、ホタルイカの勉強をしてくるのをおすすめします。いきなり行ってもあまり理解できないし、船室で説明しているのがエンジン音で聞き取りにくいので。朝2時半、ホタルイカミュージアムに集合です。受付でお金(一人5千円)を払ったら、チケットと説明書きと、ライフジャケットを受け取って身につけます。無料で観光写真のような日付が入った記念写真撮影も撮ってくれます(あとで人数分もらえる)

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午前3時、観光船の乗るために、港に向かってみんなで歩き始めます。歩いて5分ぐらい離れているでしょうか。

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乗客はたぶん40人ぐらい。それに船員さんが6人。もっと大きな船かと思ったら、いがいと小さい。補助席も使って満員です。

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このホタルイカ観光船は、ホタルイカの漁をしている漁師さんの船に近寄っていって、ちょっと見せてくださいね! という趣旨のものです。だから、漁をしているのは本物の漁師さん。本来なら電気をつけたまま漁をするのですが、最後の最後に電気を消して、ホタルイカが光るところを見せてくれます。仕掛けてある定置網を2隻の船で挟むようにして網を巻き上げていって、最後にホタルイカがざわざわして光るということです。 それにしても、うみねこがたくさん。網にいっしょにかかるイワシなどの小魚を狙ってやってくるそうです。

ビデオをよく見るとテレビ取材のマイクがあるのがわかります。そして水色のカッパを着てひときわ背の高い人がいるのですが、それはタレントのウドちゃんでした。テレビ番組の取材にきて、一緒に漁をしているみたいです。

港にあがったホタルイカを仕分ける漁師さんたち。今回は他の魚もたくさん入ってきて、素手で仕分けをするそうです。

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水揚げのところで、神棚にお祈りしているウドちゃん。なんか体格が大きいのね。

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ひとカゴが50kgの重さだそうです。これが定置網2回分の水揚げ。ニュースでは、だんだんホタルイカも獲れないらしくて、漁師さんも大変ですね。それに、このホタルイカは春しか獲れないので、完全に観光化して収益を伸ばすというのも難しいですし。実際のところ、よくパンフレットで見るような、光り輝くホタルイカというのは見れなくて、ああいうふうになるのは、ほんと珍しいことらしいです。電気を消せば、ぼんやり光るホタルイカが集まっているのがわかるぐらいで、LED電飾のようにはいきません。でも、一度見てみたかったので満足しました。