洗濯機をMieleからAQUAへ買い替え、それはもう大変でした

昨年のこと、1999年以来使っていたMiele(ミーレ)の洗濯機がガタガタいって調子が悪かったので、Mieleのサービスマンに来てもらい、ダンパーの修理をしました。そして、今度は1年も経たないうちにドラムが回転するとグーグー異音が出るようになりまして。 ミーレに修理依頼しても週明けの対応になるということで、買い換えることにしました。
しかし、同じミーレ製の洗濯機は35万円以上。この前、食器洗い機を買い替えたとき、値引きはできず、設置料をサービスするぐらいしかできないということで。
そこで探してみるとAQUAから同じサイズの同じような機能の洗濯機が出ているのを発見。サイズもそっくりだし、機能もよく似てるし。 これは買い替え需要を見込んだ製品ではないかと。 AQUAは、むかし、サンヨーのブランドでしたが、いまはハイアールのブランドというか、AQUAという会社を作って、洗濯機と冷蔵庫をおもにアジアで売ってます。
さて、買い替えるとして、問題の1つは、ミーレの電源は200V、AQUAは100V。 ヨドバシにお願いして、電気工事と設置を同時にお願いしました。


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これはミーレの洗濯機を引っ張り出したところです。200Vのコンセントがあり、給水は直結になってます。排水パイプがかなり立ち上がってますが、これで排水できるんでしょうか。だとしたら、排水ポンプがついているのでしょう。 電気の方はブレーカーのほうで100Vに切り替えて、コンセントの口も100Vの形に交換されました。 最初、メーカーからの図面によれば、この洗濯機のほうが大きくて、上の台にあたって入らないと言われたのですが、そんなことはないだろうと、とにかく入れてみてもらってみたら、上に隙間が3mmほどあり、入ることが判明。 しかし、水道の直結は工事できないので、電気工事と搬入だけということにして、ヨドバシは帰っていきました。


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水道の部分、散水栓の蛇口につけるような洗濯機用のニップルをつければ給水ホースは繋げられそうです。そこで、こんなものを取り寄せてつけようとしたのですが、ネジのピッチが違うのか、口径のサイズが微妙に違うのかネジが十分に入ることなく止まってしまい取り付けられません。 こまったなぁ。ピッチが違うような気もするし、口径が違うような気もするし。 もう、面倒くさくなってきたので、夜なのにクラシアンに電話して工事してもらうことに。 クラシアンってトイレや水回りの詰まりや水漏れだけでなくて、工事もやってくれるのね。


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工事の人いわく、ここは裏側で水漏れしてもわからないから、こういうホースが抜けたら水がとまる水栓にしたほうがいいだろう。 ということで、水道のバルブのところから交換することに。 夜遅くに二人がかりで工事してもらい3.6万円かかりました。 まあ、仕方なし。 こればっかりは素人にはわからんです。


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これが交換された水道。 給水ホースがそのままカチッとハマります。 あとは排水パイプの隙間をテープで塞いであげれば完成なのだけど、取り付け説明書によりば、ホースは地面から5cm以上浮き上がってはいけないそうだ。 そうしないと排水エラーになると。
そこで、さっきから実験しているんですが、洗濯機を収めた状態では、裏側でホースが曲がって立ち上がるらしく、排水エラーになってしまいます。 これはL字の部品でもつくるしかありませんかね。サイズは本当に余裕がなく、左右に3mmほど空いているかどうか。天井は1mmぐらい。


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こういうときには3Dプリンタ登場。異径のエルボーを作ってシール材を巻いて排水口に固定。


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何回も洗濯実験を繰り返し、ようやく完成しました。 それにしてもピッタリ作ってあるところに、電圧違いやパイプ違い、排水口の高さまで、いろいろ違って大変でした。