ビルトイン浄水器の水漏れ修理

リフォームしてから20年。だんだんとアチコチに不具合が出始めてますが、キッチンのビルトイン浄水器の蛇口から、ポタポタと水滴が漏れるようになって3年経過。どういう訳だか、水漏れしないときもあるし、ときどき思いついたように漏れ出すときも。部品は買ってあったのですが、めんどくさかったので放置していたのですが、やっと取り掛かることにしました。

購入してあった部品

以前に調べて部品を買ってありました。これを取り替えれば水漏れは止まるはずです。ハンドルをどちらに回したら水が止まるか、によって時計回りと反時計回りの2種類があります。うちのは、右側にハンドルがあって、反時計回りに回すと水が止まるので、反時計回りのタイプを購入。

修理するビルトイン浄水器

修理するのはこの浄水器です。よくあるタイプです。最初にハンドルの真ん中にあるプラスチックのキャップを先の尖ったものでこじって取ります。

プラスチックのキャップが取れた

キャップの中にはプラスネジがあるので、これをドライバーで外します。

ハンドルの中にKAKUDAIの文字が

ハンドルの中には、青い部品が埋まっていて、交換部品の青い部分と同じものが埋まってます。KAKUDAIの文字があったので、この部品で間違いないです。青い部品はハンドルに埋まっているし、水漏れの原因ではないので、ここはそのままにしておきました。

レンチで部品を取り外す

さて、この部品はねじ込まれているわけですが、これを外すのが一番力のいる作業です。かなり硬いし六角レンチが入らなければ、水道工事用のプライヤーを用意したほうがいいです。前に混合水栓を修理したときに買ったのがあるので、それを使いました。かなり硬いので浄水器が根元から折れないか心配でした。

古いのと新しいのの比較

外した部品を比べてみます。上が古いの、下が新しいの。古いのには太いリングのような物がついていますが、ネジこまれているだけなので、取り外して新しい方に取り付けられます。古いのはかなり黒く汚れてますね。

新しい部品を取り付けて締める

新しい部品を取り付けて締めます。古いのがかなり固く締まっていたので、同じように固く締めておきました。そうしないとハンドル回したときに抜けても困りますし。

リングを移設

リングを古い方から取り外して、取り付けます。簡単なネジ構造だし、とくに力が掛かる部分でもないので、手で回しておきました。

きれいに磨いて完成

最後にハンドルを取り付ける前に、浄水器の汚れ全体を磨いて落とし、ハンドルを取り付けてネジで留めて、キャップをつければ完成。特に難しいところはありませんが、プライヤーで部品を外すのに力がいるというところだけです。