教習射撃(2)

駐車場に車を停めようとするが、そこらじゅう、水溜まりで足場が悪い。水溜まりを避けてやっと駐車し、書類などを持って事務所に向かう。ムカッとしたが、初日で教えてもらうのだから、一応笑顔で!
おばさんに案内されて机に座って待つ。机には教習射撃の本が2冊置いてあった。射撃教習申込書に必要事項を記入すると、おばさんが申込書と猟銃用火薬類等譲受許可書を持っていった。しばらくすると75発受け取った記入をして弾を持ってきた。
3人でうけるはずのもう1人は既に撃っているという。台風が酷くなるから、サッサと始めて早く東京に戻りたいということだ。でもねぇ。早く始めた今が一番雨が酷いんだけど、もう少し待ってやったほうがいいとおもうのに台風の動きを見てないのかな。
しばらくすると教官が現れた。最初は銃を持つことについていろいろ話してくれた。当たらないとつまらないが当たるとだんだん面白くなる。楽しんで射撃するようにと。たぶん1時間ぐらい服装やマナーについて話を聞いた後、実銃を取り出して構える練習を開始。何も用意していないので、ベストを貸してもらって着用。
初めて銃を手に取る。3.5Kgあるという。重い。こんな重いもんもって本当に弾は当たるのだろうか。構えて10秒も静止していると、腕がプルプル笑い出してしまう。
スタンス、肩への当て方、頬の付け方、銃を構えたりおろしたり、2つに折って開放したり。銃はとっても精巧にできていて、遊びの部分が全く無い。だから、折るのにレバーを引いても簡単には折れないし、へんなところを持っているとなおさら。
一通り、銃の扱いを習ったところで、いざ、射撃場へ入っていく。トラップとスキートがあるのだが、スキートが空いているので、そっちで練習することに。雨はまだひどい状態で降っている。