教習射撃(1)

夜2時半に目が覚める。外は大雨。防災情報で台風の進路と雨・風をチェック。この調子だと、約束の朝の9時には一番接近しそう。本当に射撃なんてできるのかな。
心配しながら寝る。1時間後ぐらいにまた目が覚める。さらに雨が強くなっていく。こんな調子で寝ては起きては、台風情報をチェックしながら朝を迎えた。最後に6時に目が覚めたとき、名古屋のほうで雨が上がって来るのが分かった。台風の移動速度は35km/h、これから計算すると、昼の2時には雨が降らない部分がやってくる。そんなんだったら、教習開始を遅くすればいいんではないか?
7時ごろに携帯の電話が鳴る。射撃場からで、今日は雨はひどいが風が少ないので、教習射撃は実施する予定だという。だから9時までに来てくれと。
また、ベッドの中でうとうとする。8時を回った。さあ、起きてご飯を食べて着替えて出かけよう。射撃場までは10分もあれば到着するはず。すると、携帯が鳴って奥様が出た。「まだか?早くこれないのか?書類だけ持ってくればいいんだから」と催促された。ちょっとムカッとする。9時までに行くという約束なのに、時間にルーズな射撃場の人だな。どうやら、3人で教習をうけるのだが、すでにもう1人と教官は射撃場に着いているらしい。急いでご飯を食べて着替えて飛び出していく。
すごい雨。9時に最接近するという予測は当たったみたいで、何しても濡れるし、道端は川のように水が流れている。射撃場には8時45分ごろについた。