教習射撃(4)

ベテランが1ラウンド終了して、また我々と交代。今度は立ち位置をずっと前にしてクレーの近くで撃ってみたり、スキート用の塔の下からすぐ隣から飛び出していくクレーを打ってみたり。とにかく当てやすい場所で撃ってみたりもした。2ラウンド目、私は14/25、奥様1/25。奥様の撃っているのを横から見ていると、まるでバズーカ砲を抱えているように、よっこらしょ感満載!筋力が無いので重い銃を抱えて構えているだけでも精一杯。まして、狙って当てるなんぞ至難の業。って感じです。
2ラウンド目の途中から、なぜだか急に当たりはじめた。撃つのが遅いとクレーが遠くに行くので当たり難いというが、だからといって、慌てて合わせて引き金引いても、照準があってないから近くても当たらない。だから、早いとか遅いとか気にしないで、照準が合うまで引き金を引かないように注意してみた。で、途端に7発連続して当たるようになる。なんだか感触を掴んだ気がした。
「これ、写真といっしょや」
対比すると写真を撮るときとクレー射撃は良く似ている。
弾をこめて構える=電源入れて構える
肩・頬をつけて照準を向こう側にあるクレーが飛び出るところにあわせる=被写体を捕らえてピント合わせて半押しして構える。
ハイ!の掛け声でクレーが飛び出す=被写体に声をかけると笑ったりポーズを取るので動く
銃を動かして照準でクレーを追う=被写体が思い通りの表情になるのを待つ
クレーが照準に入ったとき引き金を引く=被写体がいい表情をしたときシャッターを切る
この雰囲気が写真を撮るのに似ていると思ったときから、途端に当たる様になりました。