フラワーフェスティバル

チェンマイ旅行記2日目-花の都

実は、チェンマイの日程を決めるとき、2月の上旬に開催されるフラワーフェスティバルに合わせるかどうかで少し迷いました。が、人気のときに行けば、それだけ飛行機もホテルも高いだろうし、フェスティバルが終わっても花がなくなるわけでもないので、ちょっと終わったあとにしてみようかと。今日は、そのフェスティバルの残り香を探しにいきます。

ホテルの朝食

この滞在には朝食がついてきます。ロビーの横に簡単な食事スペースがあり、朝行くと、スタッフがいろんな料理を取り分けてくれます。いつもは普通の皿らしいですが、今日は紙皿。洗う必要がないし、このほうが安全。料理の種類は鳥の焼いたの、チャーハンのようなご飯、もち米を葉っぱでくるんで蒸したもの、など、タイらしい食べ物。あとはパンやフルーツ、卵料理があります。豪華ではありませんが、普通に朝食とるぐらいなら、これぐらいでいいかと。

新型コロナウイルス対策で紙皿

プールはどうなってる

朝はスタッフが掃除をしてます。プールも落ち葉のゴミをアミですくってキレイに。ただ、みんな携帯でお話ししながらやってるので、この辺はルーズ。でも、みんな親切だしにこやか。

毎日手入れされるプール

水は飲み放題

ありがたいことに、水は飲み放題です。フロアにショーケースがあり水のボトルが大量に詰まっていて、勝手に持っていって飲んでいいです。アメリカでは、無料で2本ぐらいベッドメイクのときに置いていくこともありますが、基本は店で買わないといけない。これはありがたいですねぇ。水は簡単に手に入るからなのだろうか。

冷蔵庫に詰まった水、自由に持っていってOK

フラワーフェスティバルの跡

朝食も終わり、今日から本格的に活動します。まずは、先週まで開催していたフラワーフェスティバルのゴール地点だった公園に行ってみます。タイって、そんなに花がたくさん咲く国だったっけなぁ。とは思いますが。

町中を歩いていると、小さいお寺がたくさんあり、その中に入っていくと、学校が併設されていることが多いです。学校がないお寺もあるけど、学校は必ずお寺の中にあるみたいです。そして、学校の壁にはタイ国王の肖像画があることも多いです。

国王の肖像画

水は町中で作られる

ホテルに置いてある水。飲み放題なので、水の確保はそれほど難しくないのかな?と思ってました。そしたら、歩いている途中、町中に飲水を作っている工場が。てっきり、山の奥深くで湧き水や湖の水から作っているものだと思ってました。この辺は井戸を掘れば飲水が出てくるんでしょうか。

飲水工場

目指すはノーンブアクハート公園

いま目指しているのはノーンブアクハート公園です。四角い枠の左下にある公園。地図で見ると意外と大きな公園。ホテルからも歩いて1kmぐらい。午後なら暑いけど、午前中ならまだ涼しいので大丈夫。

公園にはまだフラワーフェスティバルの名残が残っていました。花を沢山つかって贅沢。本番のダシは随分とキレイでにぎやかだったんでしょう。

道を歩いていると、よく犬や猫に出会います。公園の道だけど、ど真ん中の木陰で休む猫。でも、誰も追い払ったりせず、避けて通っていきます。後で調べて分かったことですが、前の国王が野良犬を保護して可愛がったのがきっかけで、全国的に動物を大事にする習慣があるそうです。そういえば、昨日のレストランにも犬がウロウロしててい、野良犬なんじゃないかな、と疑ったけど、そういうわけでした。

むちゃくちゃの電柱

裏道を歩いていると、よく、こんな電柱を見かけます。これ、本当にちゃんと線が繋がっているの? と首をかしげたくなるほど、たくさんの電線。M氏の話では、訳わからないほど線があるので、盗電も多いんだとか。まー、これじゃ、ちょっとぐらい電線をつないでいてもバレませんよねぇ。

むちゃくちゃな電柱

プラシンホテルの意味

ホテルに向かっていると、ホテルのすぐ近くにお寺があることに気づきます。実は、そのお寺の名前がワットプラシンなのでした。ワットはお寺の意味。だからプラシン寺だったんですね。すぐ近くだから、行ってみます。

ワット・プラシンの位置

お寺には、必ず塔が立っていて、たいてい金色です。本物の金かどうかはわかりません。お堂の後ろに必ず立ってます。ワット・プラシンは割と有名なお寺みたいです。隣に高校のような学校がありました。

ワット・プラシンの塔

超近い!SPチキン

M氏から、SPチキンという有名な店があると聞いてました。それがホテルからほんの10mほどしか離れていない角にあります。ガイヤーンという鳥の丸焼きが美味しいそうです。行ってみましょう!ちょうどお昼だし。

SPチキンの場所

なんてラッキーなんでしょう。こんな近くにSPチキンがあるなんて。店の前では鳥を焼いてます。丸焼きです。焼き鳥じゃないんですね。

注文すると、鳥の肉がむしられて皿に盛られてきます。これを甘辛いソースにつけて食べるんですが、たしかに美味しい。けど、これって日本人の好みにあう味付けであって、むちゃくちゃ美味しいか? と聞かれたら、普通。けど、ホテルのすぐ近くにあるから、昼食に悩んだら、ここに来ましょう。

ガイヤーン

ナイトバザールに出かける

お腹も満足したのでホテルに帰ってお昼寝。夕方になり、どこかに出かけるとしましょう。毎日、ナイトバザールが開かれているそうなので、行ってみましょうか。しかし、ホテルから歩いていくには、ちと遠い。夕方で暑さは和らいできているものの、まだ蒸し暑いので、ここはタクシーとかで行ってみたい。

ナイトバザールの位置

これは便利!配車サービスGrab

そこで、登場するのは、GrabというUberみたいなサービス。M氏から教わってちゃんとスマホに入れましたよ。自分の位置はGPSで分かるので、地図上で行きたい場所をポイントし、GrabタクシーとかGrabバイクとか、乗り物を選べば近くを走っているクルマが応答して、値段を提示してくる。OKすれば、クルマがやって来て、乗り込めば、なにも指示しなくても、行き先まで送ってくれる。下りたら、チップを少し画面で払ってあげて終了。お金のやり取りはなし。Grabのアプリにクレジットカードを登録しておくので、そこからみんな決済されます。これが安いんですよ。日本だとタクシー初乗りが750円ぐらいしますが、Grabだと、1キロ2キロの距離が70バーツぐらい。1バーツは3.5円ぐらいですから245円。チップはいつも最低の20バーツあげるので、300円ちょっと。これは利用しない手はありません。あとから、明細がメールで届くし、クーポンも来ます。

話は戻ってナイトバザール

ナイトバザールは、歩行者天国の部分と、歩道に展開している部分と、2種類あるようです。売っているものは様々ですが、だいたい似通っていて、あそこで100バーツで売ってるものが、こちらでは90バーツとか。土産物をどこかから仕入れて、それを売ってる場合が多いので、同じものをそこかしこで見ます。ま、まつりの露天だと思えばそれなりに楽しめます。この日は特に買うものもなく終了。ほかにもなんとかバザールがありますから。

ナイトバザール風景

初めてのテンソー

さて、ホテルに帰らないと。歩いていくには遠いし、Grabで呼ぶにも、あまりに混雑していて来そうにない。おまけにGrabは料金が自由だから、需要があれば高くなる。三輪のツゥクツゥクに声を掛けてみたら100バーツだと言われた。Grabでさえ70バーツ台だったのに。そんなわけで、テンソーに乗ってみます。トラックの荷台が客室になっているバスみたいなもので、値段は固定。行く方面が同じだと他のお客さんも一緒に乗り込む乗り合いバスです。一人30バーツ。二人で60バーツでホテルまで送ってくれます。荷台に2列に並んだ座席。窓というよりなにもない枠。ホロがあるから雨は大丈夫。後ろにドアがない。まー、日本では絶対に許可されない乗り物です。もちろん、シートベルトはなし。

しかし、夜のチェンマイをテンソーにのって、車窓から町並みを眺めるのは、結構楽しいです。後ろにはバイクやクルマがくっついてくるので、面白さ倍増。チャンスがあったら乗ってみてくださいな。お金は降りたときに払います。

夜のテンソー

夕食はどこで?

ホテルまで戻ってきました。夜8時半、またレストランを探さないと。Googleマップで近くのレストランを検索すると、なんだか評判がよく安いところを見つけました。そういえば、昨晩、ホテルの近くで白人の観光客が集まっていたレストランがあったけど、あれなのか? 名前はTam Leung noodle

確かに地元の人より白人観光客が多い。それにアジア人はいない。もともと、中国では新型コロナウイルスが大変で、中華系の人はほとんどタイには入って来ていない。日本人もまず見かけない。この白人の人はどこの国なんだろう。

店内の様子

料理はタイ料理なんだろうけど、ヨーロッパ風のものが多い。それで白人が多いんだろうか。そんなことより、値段が爆安。どんなものも40-50バーツで食べられる。味のほうは中位。まずくもないけど、美味しいと喜ぶほどでもない。しかし、夜遅くまで開いてるのはありがたいです。店主のお母さんのような人。我々アジア人を見ると、あんまりいい顔しなかったんですが、チップをちょっと弾んだらニコニコしてました。

みんな安い