タイ王様の塔

チェンマイ旅行記4日目-タイで一番高い山へ

いつものことですが、旅行に出発前は、ネットで丹念に訪問場所を調べ上げて行きます。ただ、現地の事情がよく分からないうちに決められないものも多いので、そういうときは現地に慣れてから、ExpadiaやTripAdvisorで現地ツアーを見つけて参加します。今日はタイで一番高い山へ登るというツアーに参加です。

ドイインタノン国⽴公園&滝&ロ
イヤルプロジェクト-チェンマイ

そろそろ慣れてきたので、市街観光から離れ、少し足をのばしてみることに。こういうときはTripAdvisor。コストパフォーマンスが高くて面白いものがないか探してみます。お!タイで一番高い山に登るっていうではないですか。ホテルに迎えに来てくれるし、昼食も出るとある。標高は2500m、富士山5合目ぐらいだな。料金は二人で9,160円 これで1日楽しめるなら安いと思う。

朝食を済ませてホテルロビーで待つ。あれ?誰かいるんだけど、もしかしてガイドさん? 8時から8時45分の間に迎えにくるというから8時前に出ていったら、既に待っていた。我々が一番最初のピックアップらしい。11人乗りぐらいのバンに乗り込んでスタート。途中、何件かホテルを周り、合計10名ぐらいのグループになりました。

市街地から郊外に抜けるにつれて、空がだんだんと白っぽくなっていきます。この時期、焼き畑で煙が立ち込め、場所によっては凄いんだとか。この白いのも焼き畑の煙らしいです。

郊外の車窓

今日の目的地

ドイ・インタノン山の場所は、この地図の左下です。チェンマイ市街地からだいぶ離れてます。クルマで2時間ぐらい。この一体は国立公園みたいです。途中、タイ軍らしい人がゲートを守っていました。入るときもドライバーが人数を申請するらしく、ゲートの人が車内を確認してます。なかなか厳しい。

ワチラターン滝

タイでは滝が珍しいようで、ガイドさんが滝を自慢してました。けど、日本人にとっては、なんの変哲もない滝でして(笑)この滝は高さはさほどないけど、沢まで下りて行けるのがいいんでしょうか。とりあえず、記念撮影。

ワチラターン滝

シリターン滝

この滝は、崖の階段を下りていき、遠くから眺める滝です。うーん、日本人にとっては珍しくもない。

シリターン滝

ロイヤルプロジェクト

国王が貧しい農村を助けようと、特産品を栽培させて全国に売り込むプロジェクトを始めたそうです。それがロイヤルプロジェクト。その対象となってるムン族の村を訪れます。こちらではコーヒーを育てて焙煎してました。家は高床式で、鳥や豚を飼っています。電気は通っていて、衛星放送らしきパラボラアンテナもありました。ちょっと潤ってるみたいです。

農村の暮らしをガイド

せっかくなので、そのコーヒーを1つ買って帰ります。ムン族の人と記念撮影してもらいました。顔立ちが少しタイの市街地の人と違う気がします。

この大きな豚はたべるんでしょうか。そうですよね、お乳が採れるわけでもないし。

飼育している豚

ここでお昼ごはんをいただきます。蛇口をひねると一応、水が出てくるので、みんな手を洗ってます。味の方はまあまあ。これが本当のタイ料理なんではないかな。ムン族の人が作ったんだもの。

ランチ

タイで一番高い場所

ここがタイで一番高い場所だそうです。看板にはそう書いてあります。2565m、富士山5合目よりちょっと高いぐらい。もっと寒いかと思いきや、そんなことなかったです。長袖で羽織るものがあれば十分。すぐ近くには軍のレーダーがありました。一番高いところなので都合がよいのでしょう。

ドイ・インタノン山

国王と王妃の塔

この場所が一番キレイなところです。国王と王妃が建てたお寺。その塔が立派で眺めが良い。庭園も手入れが行き届いて、花が沢山咲いています。

そして、この塔の中に入ってみると、なんと!仏陀の髪の毛が保管されてます。本当かな、これ。1本だけ一番上の入れ物に入ってます。

仏陀の髪の毛

大量のパッションフルーツ

さあ、これからホテルに帰るのですが、途中、1箇所、道端で露天が並んでいる村に寄ります。ここではフルーツ類がたくさん売られていて、イチゴやパッションフルーツが大量に並んでました。実は、奥様はパッションフルーツが大好きで、このひと袋に14個入って30バーツ。1個10円ぐらいの計算です。日本で買えば1個200円はするのに。もう、大収穫。

格安のパッションフルーツ

サンデーマーケット

あの安くて遅くまでやっている店に夕食を食べに出かけます。なんかいつもと雰囲気が違う。通りにたくさんクルマが駐車されてるし、人も多い。あれ? 今日は日曜日。そういえば、サンデーマーケットというのがあって、日曜の夕方から、ワットプラシンの前の通りから、延々と夜市ができるのでした。いやー、ちょっと夕飯食べるだけだと油断してマスクしてこなかった。けど、ほとんどの人はマスクなんてしてない。大丈夫なのか?みんな。もう遥か向こうまで露天が続きます。

サンデーマーケット

猫の世話をしてくれるオバちゃん達へのお土産を探していたら、こんな置物がありました。紙を束ねて作った龍や象です。くねくね曲げることができます。

紙で出来た置物

奥様、これが気に入ったらしく、さんざん迷ったあげく、龍を1つ買ってきました。紙を編み込んで形ができていて、一部、芯に針金が入っているようです。店の人は、クネッと曲げてぺったんこにして袋に入れてくれました。これなら持って帰るのが簡単そうだ。

龍の置物