四万十川で舟下りしてみた

四万十川がとても綺麗で大きいと聞くので、四国カルストからは四万十川へ出て、上流から下流まで川沿いを下ってみた。これがまた大変なんだ。川沿いだから道は広くて整備されていると思うでしょ。ところが、ところどころ1車線しかない場所がいくつもあって、とても苦労します。村と村の間は基本的に道が狭くてすれ違えません。こんなんなんだ、大変だな。
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四万十川にはたくさんの橋がかかってる。それが増水しても橋が流されないように欄干がない沈下橋というやつ。釣りバカ日誌でロケ地になったという勝間の沈下橋にいってみた。で、舟下りができるので乗ってみた。今日は平日、だからお客さんがいなくて二人で貸切状態。このGWはお客さんが大勢やってきて大変だったそうな。
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沈下橋を下から撮るとこんな感じ。本当になにも付いていなくって、さらに橋の道路の部分が丸くなっていて水圧が掛からない工夫がされている。
この辺の沈下橋は昭和30年代ごろに作られたものばかりだそうです。沈下橋があるところは川を挟んで反対側に村があるところ。船頭さんは沈下橋が出来る前は船渡しで川をわかって反対側にある学校に通ったそうだ。だから毎日トレーニングしているようなもので、それゆえに足腰が強くて野球が強かったという。高校野球の学校は、この辺の生徒を引きぬいていったんだと。
四万十川は昔はそれはそれは綺麗で10mぐらい水深があっても川底が見えるぐらいだったと。ところが、コンクリートの骨材の川砂をすくって深くなってから、水が浄化されなくなってあまり綺麗でなくなった。鮎は小さくなったし美味しくない。でも、うなぎはいまでも美味しいんだと。
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ね?欄干がなくて怖いでしょ。中心部分は10mぐらい水深があるので飛び込むんだとさ。車も走ることができて、実際、走ってみたけど、両脇がなにもないって怖いね。
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ね!だれもいないでしょ。貸切状態です。