沖縄に行って来ました!歌と踊りが一番大事

初めて沖縄に行って来ました。まだ1回も行ったことがなかったんですよ。北は北海道、南は奄美大島までかな。今回は、ETロボコンの教育で沖縄地区に派遣されることになったので、それにちょっと観光も付け足した形です。
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いまのシーズン、沖縄はちょうど梅雨でして。天気はイマイチでした。着いた日には雨でも傘が要らないところということで、那覇市の第一牧志公設市場へ。1階には魚や肉の店が入り、それを買って2階で調理してもらって食べることができるという、ちょっと風変わりなところです。ウロウロしてたら店のおばちゃんに声を掛けられ、3時頃でしたがまだ昼食を食べていなかったので、魚と貝とカニを見繕ってもらって2階で食べました。
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とくに1階で買い物しなくても、2階にいけば、いろいろメニューがあるので、これでもよかったかな。魚は海が暖かいせいか、どれも柔らかく、身が引き締まっているという感じではないです。ですから、お刺身よりも揚げたり煮たりするほうが旨いですね。カニなんかもそうです。一人2,000円分で頼みましたが、うーん、コストパフォマンス的には、普通の料理を頼んだほうがよかったかも。看板メニューには珍しいものがたくさん並んでたので、それを注文してみたかったです。
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こちらではアグー豚という豚が有名で、専門店もあります。本州ではまずお目にかからないような顔や耳や足やいろんな部位が売ってます。顔は結構衝撃的です。しかし、あとでこれを食べる機会があったのですが、旨いんですわ。顔はチミガーというのですが、ミミガーよりぜんぜんこっちのほうがいいです。
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ちょっと変わった所では漬物。いろんな種類があるんですが、一番うまかったのは島らっきょう。ひと掴み分、買って帰りました。そころが、ホテルの冷蔵庫に入れておいたら、結構、臭くってですね。持ち歩くには勇気が入ります。
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アーケードの中では、おじさん達が将棋をさしてました。なんか、ノンビリした光景です。
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それから、沖縄そば、ソーキそば、を食べました。机には変わったものが置いてあり、紅しょうが、それから、泡盛に島とうがらしを入れた辛いの。紅しょうが入れて辛いのを掛けて食べると、なんとなく、冷やし中華の暖かいバージョンみたいな風味になります。しかし、汁は酸っぱくもなく、とんこつスープっぽい味なんですよね。不思議な蕎麦。
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あと、どこに行っても売っているのが、海ぶどうともずく。海ぶどうってプチプチして好きなんですが、結構、日持ちするものなんですね。常温で1週間ぐらい。長いものになると1年の賞味期限が付いているパックがありました。もちろん、ホテルに買って帰って食べましたよ。それから、泡盛もたくさん種類があるので、選び放題です。
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変わった野菜では、ヘチマ。これ、煮込んだ感じで食べます。ウリのような味で、まあまあ旨いです。
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そんなこんなで、いろいろ変わった食べ物があって、楽しめました。ちゃんと働いてきましたよ。土曜日には10時から16時半まで、ずっとしゃべりっぱなし。結構、疲れました。

夜に2回ほど、地元の飲み屋さんに連れて行ってもらったんですが、お店の人が三味線弾いて歌い出し、それにみんながノッて、結構な盛り上がりでした。沖縄では、小さい頃から、歌と踊りを習うのが、一番大事なことなんですと。
それを実感したのは、日曜日にTVで放映していた、マブヤーという戦隊もの。敵も味方もずっと歌って踊って、「おまえら、いつ戦うんだよ?」という感じ。結局、どっちが勝ったんだかさっぱり分からないまま終了。そういう民族性なんですね。町中には、三味線の皮を張り替えます、という看板がちらほら。みんな、三味線が引けるのでしょうか。とてもいい音色で、自分も弾けたらいいなぁ、と思いましたよ。弦が3本だからなんとかならない?