野生の馬に会ってきました

フェリーで志布志港に入るとき、都井岬をぐるっと回り込むのですが、都井岬の一部は青々とした部分があって、あそこに野生の馬が生息しているというので会いに行きました。
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しかしまあ、岬というだけあって遠い。指宿からフェリーにのって根占までいき、そこから志布志を通って、さらに右下に南下。この日は、馬に会うだけの移動になりました。 駒止の門という入り口で400円払って、ずっと進むと緑の丘が見えてくるんですが、馬はどこ? さらに進むとビジターセンターが。あれ?どこにも馬いないんですけど。センターの入り口で馬の居場所を聞いて、来た道をバック。 そしたら、遠くの緑の中に馬の集団がポツポツ見えてきました。
道路脇に車を止め、丘を登って行くとやっと居ましたよ。5-6頭ぐらいで1つの集団になって、それが3つぐらい。近寄っていっても逃げません。人間には慣れているようです。ずっと草を食べてます。前歯で草をむしり取るんですね。

1つの集団が水飲み場に駆け下りてきました。ドドドーっと地響きがしてちょっとビビる。それにしても眺めのいいところですわ。
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毎年5-7月ぐらいに仔馬が生まれるそうです。どの集団にも仔馬が混ざってます。仔馬は草を食べません。資料によると生まれてしばらくは母親の糞を食べるんだとか。そこからいろんな細菌をもらって草を食べれるようになるのだと。
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大人の馬に。1-2年ぐらいした馬と、今年生まれてきたばかりの馬が混ざっているように見えます。仔馬をジーっとみてると、あちらもジーっとこっちを見てます。 変な奴らがいるな、と思ってるんでしょう。
丘は柵に囲まれているので、道路には出てこないんだな、「馬飛び出し注意」とは書いてないし。なんてことはなくて、帰りがけには馬が道端で草を食べてました。