E350カブリオレの買い取り

さすがに25万キロ超えてるクルマなので、いくらの値段が付くか想像がつきません。これまでBMWやメルセデスを下取りに出したときは、最低でも100万円ぐらいは値段が付きました。今回はどうでしょう。

下取りではなく買い取り

自分のメーカーのクルマなら下取りして整備して中古車として売るという流れもあるでしょうが、テスラにメルセデスを下取りに出したところでオークションに流れるだけでしょう。なので初めて買い取りを選択することにしました。テレビCMでやってるMOTAというやつです。

25万キロ超えていて市場に流れていないクルマなので、そう簡単には値段をつけて入札できないようです。結果、3社が入札してきて、1位:ネクステージ、2位:輸入車買取センター、3位:ビッグモーターでした。そのうち1位と3位はクルマを見に来ました。2位は電話でやり取りしただけ。それがまた面白いんです。

ビッグモーター

若いお兄ちゃんがやってきました。クルマを一通り見て本部に連絡して値段を出すのですが40万円と言ってきました。それよりも面白いのは、幌を開けようとしないのです! え?だって幌がちゃんと開閉できるかオープンカーなら気になりますよね! この人、クルマのこと知ってるのかなぁ。E350カブリオレは2010年に購入して13年半経過してますが、幌はまったく傷んでいません。今までで一番状態がいいかもです。

ネクステージ

30代後半ぐらいのお兄ちゃんがやってきました。この人は幌を開けたいというので、やり方を知らないからトランク内のトノカバーを出して幌を開けて、風の巻き込みを抑えるAirCapやネックヒーターを動かして教えてあげました。おそらくこの人もカブリオレを査定したことは無いかも知れません。カブリオレの幌の動かし方はどれも似たようなものです。本部に連絡して査定の値段が出るのを待つのですが、いくら待っても連絡が来ず。その日は帰ってしまい後日ということで。ところが何日経っても連絡がこないので電話してみると、大変めずらしいクルマで市場に出回っていないので値段がなかなかつけられないというのです。結局、市場に流れてないクルマの値段は分からないのが大手業者みたいですね。

輸入車買取センター

ここは変わっていてクルマを見に来ません。MOTAに上げた写真と電話のやり取りだけで値段を決めます。大手の業者ではなく岐阜にある会社です。営業さんは結構クルマのことは知っていて、ながらく乗ってきたE350カブリオレの状態のことはわかってくれました。これから春でカブリオレが一番売れるシーズンだし珍しい色だし状態もいいし、距離は25万キロ超えてますがいろいろメンテしてるし、ぜひとも50万円で買い取らせてほしいと切望されました。買い取ったあと値段を下げることはしないし50万円確定でと。結局、この業者に売ることになりました。

クルマの引き渡し

クルマは会社がある岐阜まで運ぶそうです。てっきり台車に乗せて陸送すると思っていました。街中でよく見ますよね、トラックの後ろに1台載せて運んでいる光景。あんなふうに岐阜まで運んでいくものだと思っていたら。モデル3の納車の当日、ちょっとビックリしたことがありました。それはまた納車のお話で。

翌日、営業さんから電話がかかってきて、テスラはどうですかぁ?と。まあ慣れるのに時間はかかりますが、面白いクルマです。大きなラジコンカーを操縦しているみたい。岐阜まで乘って運んでいくのかと思いきや、運ぶクルマを集めて6台ぐらいまとめて大きなトレーラーで運ぶみたいです。