
EV充電器を分解
なぜか通電しなくなったEV充電器。中身がどうなっているのか興味あるので分解してみました。
意外としっかり
一応、防水性能はIP65なので雨の中で使っても大丈夫のはずですが、どうして壊れてしまったんでしょう。メーカーに壊れたので1年間の保証をしてとお願いしたけど結局どうすることもなく。なので分解して中身がどうなっているのか勉強することにしました。コンセント側のケーブルについている白い輪っかは自作した抜け止めで、ここが充電ボックスに引っかかってぶら下がって使ってました。雨でも大丈夫のはずなんだけど、雨水が入って壊れたんですかねぇ。パッキンでいろんなところを防水してあるんですが。

2つのリレーで制御
なんとかケースを取り外し、基板を引っ張り出すことができました。上側はコンセントからくる電源で、下側はEVへ送り出す側です。上から来た電気のL=Live、N=Neutralを2つのリレーでON/OFFしてます。EV側は4本のケーブルですが、2本はN,L、1本はGND、そして左端の細いのは信号線らしです。

充電プラグの端子
充電プラグはSAEJ1772ですが、5つの端子なのにケーブルは4本。太い端子はL,N,Gで、細いのの1本は信号線。そして残る細いのはPPと呼ばれる端子らしく、物理的に充電プラグが刺さっているかどうかを判定するみたいです。充電プラグのレバーを引くとスイッチが入って、この端子とGND間の抵抗値が変わりました。充電中にレバーを引くと充電がストップしたのですが、プラグが抜けたと判定されて充電が止まったみたいです。
