大雪の北陸へ、NANKANG ESSN-1で

いま、北陸が大雪で大変なことになってますが。こんなときに限って法事。大雪になる前は、もちろんクルマで行こうと思ってましたが、流石に金沢で積雪60cmを超えると、もう市内は走れなくて無理かも。 と思ってました。 が、毎日、金沢のライブカメラで様子を観察しているうち、これは行けるんじゃないかと自信がもりもりと。
http://douro-k.pref.ishikawa.jp/navi/index.html
この「石川の雪道ナビ」というのは、石川県内に仕掛けられたいろんなライブカメラがひと目で確認できるし、積雪量も分かる。とても便利。
http://c-ihighway.jp/web/map_hokuriku.html
もうひとつ、いつも頼りにしているのは、iHighwayの高速道路のライブカメラ。米原まわりと東海北陸自動車道のカメラは役に立ちます。 あとはツイッターで上がってくる写真ぐらいですかね。 で、なにかあると通行止めになりやすい東海北陸自動車道はパス。米原まわりも敦賀・今庄こえた福井あたりも、わりと通行止めが発生しやすいのでパス。 今回の雪は長野があまり降っていなく、上信越道から北陸道に入ると安全に到達できる確立が高そう。 というわけで出発。
行きは、長野を超えたあたりからまわりに雪がつもりはじめたけど、しっかり除雪されて道路は黒いので全く問題なし。北陸道に入っても、石川と富山の県境ぐらいから路面に雪が残るようになってましたが、ぜんぜん問題なし。 さすがに市内は除雪されていても道幅は狭くなってるし、裏道は30cmぐらいがグシャグシャのザラメになっているので、クルマで入っては行きませんでした。
問題は月曜日の帰り道。休みで交通量が少ないので積もった雪が数cm残っているんだけど、富山との県境から降りが激しくなり、北陸道は轍を選んで走るような状態。それでも轍から外れなければ80km/hぐらいで、みんな走ってます。追い越し車線に出るときは、かなり命がけですけどね。 そして新潟にはいると更に吹雪はひどくなり、轍も見えなくなってきて、行き帰り、名立谷浜サービスエリアで給油しましたが、このへんから全然前がみえず。 先行して走っているクルマがいるはずなんだけど、どこが車線か分からず、中央分離帯からの離れ具合で、たぶん、この辺は車線だろう、という場所をビビりながら帰ってきました。
こうなってくるとトンネルがオアシス。 300-500mぐらい車間とってますが、前のクルマがトンネルを出た途端、白いカーテンの向こうに消えていくという状態。 途中、たぶん道がわからず、左側に寄ってしまったプリウスが一台、雪だまりに突っ込んで動けなくなってました。
そんなこんな中、いろんなシーンでESSN-1をずっと試してきたんですが、凍った道以外で滑ることはまったくなく、むかしむかし、ブリザックMZ-03を履いたときに、「スタッドレスってこんなに効くんだ」と感動したのと同じぐらいの驚き。 この効きが3年も続いたら凄いわ。 せめて2年効いてくれれば、もう一度買うか? と聞かれたらYes。
ブリザックはMS-03、REVO2、REVO GZと3種類履いたけど、凍った道以外では、ESSN-1は同じぐらいですわ。あと、唸りがないので静か。 スポンジみたいなゴム質でないので、雨でもあまり滑らない。
これが乾燥路2000km+今回の北陸1000kmを走ったいまのタイヤの状態。
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これが後輪。FRなので駆動輪だから、真ん中から端までの2/3ぐらいは表面のイボイボがなくなりました。減り方は若干少ない気がする。
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こちらは前輪。ブレーキで角から減っていくんですが、ハードなブレーキは踏まないので、ちょっとしか減ってない。
この調子だと、2シーズンは楽勝。3シーズンも行くかも知れないですね。 Amazonではこちら