モデル3にスタッドレスタイヤを装着

どのクルマでも冬の12月から3月ぐらいまで念の為スタッドレスタイヤを履いています。このテスラ モデル3にもスタッドレスタイヤを用意したので履き替えです。

スタッドレスタイヤの入手

まだサマータイヤしか履いてないので、ホイール付きのスタッドレスタイヤが必要です。EVでは航続距離に問題が出そうなのでテスラのショップは純正のスタッドレスタイヤを購入しました。しかし、まあ高くなったですねぇ。4本で35万2千円。このタイヤはフィンランドのノキアンというメーカーで世界で初めてスタッドレスタイヤを開発したメーカーらしいです。またタイヤとホイールを別々に揃えるとタイヤだけでもかなり高く、おまけに空気圧センサーのTPMSも付いていることを考えれば、総額からタイヤとTPMSを引くとホイール4本が11万円ぐらいになるので、実はお得なのかもしれません。

Model 3 18インチ Photon ホイール & Nokian スタッドレス 冬タイヤパッケージ

このタイヤには性能表が貼ってありました。一応EV用に作ったタイヤで転がり抵抗はB、ウエット性能はDらしいです。この規格は日本の規格とは違ってもっと細かい分類がされています。

タイヤ交換の準備

テスラは車体の裏にバッテリーがあるので、誤ったジャッキアップをするとバッテリーが破損します。専用のパッドを指定場所に取り付けてジャッキを当てる必要があります。これまで使ってきたジャッキの高さが高くて専用パッドに潜り込めなかったのでジャッキも背の低いのに交換しました。

専用パッドを差し込む穴
専用パッドを差し込んだ状態

タイヤ交換

タイヤにはホイールカバーが付いているので、これを剥がすとナットが5個出てきます。しかしこのホイールカバーがカッチリはまっているので剥がすのはかなり大変で、隙間に手を入れて少しずつ周囲を浮かせていって、最後に残ったところを一気に引っ張ります。後ろに転げてしまうぐらい力がいります。購入したスタッドレスタイヤのホイールが同じ形なので、ホイールカバーはまた装着できます。

ブレーキの確認

ホイールカバーがついているので普段はブレーキの状態を確認するのが難しいです。ホイールを外してよく眺めてみましたが、ブレーキローターがぜんぜん減る気配がありません。ほぼ回生ブレーキで駐車場での切り返しぐらいしかブレーキを踏まないので減らないわけです。もちろんブレーキダストも出ないのでホイールはホコリぐらいしかついていません。

減る様子がないブレーキ

サマータイヤの減り具合

外したついでにサマータイヤの減り具合の確認です。左が前輪、右が後輪で、若干、後輪のほうが減りが早いみたいです。この減り方だと2シーズン履いたら交換になりそうです。減る速度は昔のクルマとほぼ同じ感じです。これで1.5万キロ走った状態です。

タイヤの硬さチェック

nokianタイヤの硬さを測ってみました。ヒダが細かく場所によってばらつきますが、だいたい47ぐらいです。これまでのタイヤと比較してみるとかなり柔らかいほうだと思います。

硬度計でゴムの硬さを測る
  • トーヨータイヤPROXES CF2:62
  • ハンコック NEXEN N7000:62
  • NANKANG SV-1:52
  • ミシュラン Primacy4:58
  • コンチネンタル ExtremeContact DWS06 PLUS:55
  • ミシュラン e Primacy:50
  • Nokian Hakkapeliitta R5 EV :47

タイヤの種類変更

夏タイヤから冬タイヤに変更したことで、航続距離などが変化するので、学習させるためにタイヤの設定をディスプレイで変更しリセットします。しばらく急加速をしないで!とメッセージが出ました。しばらくしたら電費がどれぐらい悪くなるのかレポートしたいと思います。

タイヤシーズンを冬タイヤにする