テスラの充電環境

ガソリン車と違ってEVは充電環境をどうするか問題があります。いろいろ検討した結果、自宅で100Vコンセントから充電するので十分な運用が出来そうです。テスラショップからモバイルコネクターを買って設置してみました。

自宅で充電するには

充電するにはスーパーチャージャーへ通う、充電スポットへ行ってチャデモや200V普通充電を使う、自宅で充電する、の3通りが考えられますが、毎日数十キロも走るわけではないので自宅で充電、それも100Vのコンセントから充電するので十分間に合うと計算できます。自宅で充電するには壁に設置するウォールコネクターと、持ち運びができて100Vコンセントでも使えるモバイルコネクターがあります。ウォールコネクターは200Vの配線工事が必要。モバイルコネクターは200Vと100Vの2種類のコンセントが使えるので、100Vの屋外コンセントで充電が可能です。

では、100Vコンセントを使ってどれぐらいの速度で充電できるのか。テスラの資料によればモデル3の場合、1時間に6km分の充電が可能。そうすると夜中に10時間充電すれば60km増やすことができます。ラゾーナ川崎プラザのテスラショップの営業さんも湘南から川崎まで通っているのですが自宅で100V 充電で間に合っているとのこと。なのでモバイルコネクター+100V コンセントで運用することにしました。

モバイルコネクターの設置

ウォールコネクターは屋外の雨ざらしで使うことも想定しているようですが、モバイルコネクターはそうではないようです。軒下の屋外コンセントに挿してぶら下げて使うような想定のようですが、基本的には雨に濡らさないほうが良いみたいです。いろいろ検討した結果、フェンスに日東工業 OPK18-54A というプラスチックボックスを取り付けて、この中にモバイルコネクターを入れて運用することにしました。プラスチックボックスはアダプタを作ってフェンスに固定。おまけにテスラのロゴをシルバーの3Dフィラメント使って製作し貼り付け。まるで純正品のような雰囲気に仕上がりました。

純正品のような雰囲気のプラスチックボックス
アダプタ作ってフェンスに固定

運用してみる

実際に運用してみると、毎日数キロから10キロぐらいしか乗らないのであれば、モバイルコネクターで充電しておくだけで十分です。充電はバッテリー容量の80%に制限しておき、遠くに出かけるときだけ100%まで満充電にするか、近くのスーパーチャージャーへ出かけることにします。ただ、プラスチックボックスからプラグとケーブルを毎回出し入れするのは面倒なので、プラグをボックスの下に挿して固定できるアダプタを作成して取り付けました。これで充電の面倒が軽減されます。アダプタの3Dモデルはここに置いておきます。

プラグを差し込んで固定するアダプタ

充電開始や終了はこんな感じで簡単になります。これなら自宅に帰ってちょっとの手間で済みますね。同様の充電ボックスをご希望の方はこちらからご相談ください。

充電開始の様子
充電終了の様子